購入価格 ¥0(付属品につき)
サドルバックやバックパックへの取り付けを前提として、テールライトを選んだ時、取り付くの?脱落しないの?という不安がありました。
その後、購入した以下の3種のクリップを比較しました。
取り付けるライトも以下に記載のライトです。
TOPEAK:レッドライトUFO付属 クリップホルダー
CATEYE:TL-LD310 付属のクリップMODEL C-1
BLACK BURN:MARS3.0付属 ベルトクリップ
まずは外形から。
クリップの幅
左からBLACK BURN_ MARS3.0用(11~19mm)、TOPEAK_UFO (19mm)、CATEYE_ C-1(29.5mm)
クリップの側面
クリップの長さ(挿入深さ)は左からMARS3.0用(38mm)、TOPEAK_UFO(40mm)、CATEYE _C-1(52mm)
滑り止めの爪の形状は、三者三様です。
先端での爪の引っかかりによって最終的に脱落が防止する形状のBLACK BURN
全体的に引っかかりを設けて滑りをも抑制する形状のTOPEAK
尖った爪は無く全体的な摩擦で滑りを抑制する形状のCATEYE
①安定感②抜けにくさについて
◆厚手で柔らかく幅がある生地への取り付け
私はドイターのバックパックに写真のようにして取り付けています。生地は厚手のスクール水着のような生地です。
この場合クリップの挿入長さが全て有効になります。
・BLACK BURN_MARS3.0:①クリップの幅が狭くぐらつきがあります。②クリップの締め付け力が強く、爪も機能するので抜けることはは無いでしょう。
・TOPEAK_UFO:①クリップの幅も充分で(クリップ自体は)ぐらつきも無く安定しています。②爪も有効に機能しますので抜けることは無いでしょう。
・CATEYE_C-1:①クリップの幅と長さが活きてぐらつきもありません。ライト本体も含めた安定感はこれが一番です。②爪が無いですが自然に抜けることは無いです。爪が無いゆえ抜き差ししやすい(=付替え易い)のはメリットと思います。
※BLACK BURNとTOPEAKは取り付けのみでのレビューです。CATEYE C-1は実走してのレビューです。
◆硬く幅が無い生地への取り付け
ウェストバッグ等の細い(クリップの挿入長さより)ベルトへの取り付ける場合を想定します。
・BRACK BURN_MARS3.0:①クリップと本体の隙間が大きいため、使用している間に左右方向へ動いてしまう可能性があります②ベルトの淵に爪がしっかりかかるので、脱落の可能性は低いと思われます。
・TOPEAK_UFO:①クリップの中央にも爪があるのでこの爪にかかれば左右方向への固定もできます②同上
・CATEYE_C-1:①クリップと本体の隙間が大きいため、使用している間に左右方向へ動いてしまう可能性があります②生地が硬いと滑りやすく爪のかかりも無いため抜けやすいです。
※取り付けのみのレビューです
◆TOPEAK エアロウェッジバッグへの取り付け
この手のサドルバックのユーザは、まず、このバックのホルダへの取り付けを考えるのではないでしょうか?
この場合、③そもそも取り付くのか?ということが気になります。(①安定感については問題ないので割愛)
・BRACK BURN_MARS3.0:②クリップの爪がホルダにしっかりかかるので、抜けることはまず無いでしょう③問題なく取り付きます。
・TOPEAK_UFO:②爪もしっかりかかり、抜けることはまず無いでしょう③もともとコレを取り付けるためのホルダなのであたり前のようにJUST FITします。
・CATEYE_C-1:②爪はありませんが幅がきついので抜ける可能性は低いと思います。③私のバックのホルダには取り付けできましたが、幅がぎりぎりです。縫製の具合によっては入らない場合もあるかもしれません。
※BLACK BURNとTOPEAKは実走を重ねたレビューですが、CATEYE C-1での実走しておらず、取り付けのみでのレビューです。
<まとめ>
取り付くのか?固定できるのか?は取り付る対象に依存するところが大きいです。
ループ状のライトホルダに取り付ける場合は、クリップの幅等のサイズ確認が必要でしょう。
そうでない場合は、取り付ける生地の厚さや、クリップの全長活かせる場所かの確認が必要ですね。
備考)CATEYE C-1については、TL-LD310の取り付けを前提としたレビューです。
同メーカのより大きく重いライトを取り付けた場合、条件が厳しくなり、今回のレビューと異なる状況になると思われます。
価格評価→★★★★★(ダダですから)
評 価→★★★☆☆(取り付ける対象による)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量 g)