Japan Cup 2010
今年は初の試みとして、前日の土曜日、宇都宮市街の道路を使ったクリテリウムが開催されました。JR宇都宮駅から西に向かう通称 「 大通り 」 に、1.6kmの周回(というか往復)コースを設定。20周回、32kmで争われました。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=cfb0b3845d45b2ceb92d27366579ce23午後3時40分頃、スタート。
序盤、いきなりサーヴェロ・レディオシャック・ケイリンスペシャルチーム(長いゼ!)の別府史之ら4人が飛び出し、その後、別府を含む3名が、じわーとメイン集団を離しながら推移します。別府はかなりいい走り。一方、Bboxブイグテレコムの新城幸也は終始、エースの位置で堅実な走り。かなり余裕があるように見えます。
14周回目の時点でメイン集団と別府らの差は20秒まで開きましたが、ここで動きがあり、後ろのメイン集団が伸びます。それまで必死に食らいついていた宇都宮ブリツェンの片山右京は、歯を食いしばりますが、切れてしまいます。片山は健闘しましたが、前車との間合いが悪く、効率の悪い走りに終始してしまったのは惜しかった。あと50センチ詰めなければ、トッププロたちに混じって走るのは無理でしょう。でも、応援してしまいました。
さて、メイン集団が動いてしばらくすると先頭は吸収され、ゴールに向かって駆け引きが始まります。18週回目辺りで、チームカチューシャのロビー・マキュアンは10番手辺りに位置取りしており、最後のスプリントに備えているかのようでした。マキュアンは、実にカッコイイですねぇ。そして、クムサン・ジンセン・アジアの福島晋一が先頭に躍り出る場面も。
ゴールを制したのはドラパック・ポルシェ・サイクリングのトーマス・パルマー。42分20秒で優勝です。平均速度は45km/h程度でしょうか。
画像ショボすぎ
地元チーム・宇都宮ブリッツェンは、辻善光が2秒差で9位に入りました。
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ところで、市街地でのクリテリウム。しかもJapan Cupの地、宇都宮での開催。
一体その時、街はどうなったのか・・・!?
おやおや?ミルラムのゲラルド・チオレックとウイム・デヴォフト(なのかな???)。午後1時頃の宇都宮市内で信号待ちの図。明日の会場・森林公園から帰ってきたところか?
お馴染みマヴィックのニュートラル・サポート・カーが広場に展示してあった。あれれ!屋根のキャリアは高村製作所の製品だったのかいな!?
2時半頃、アーケード商店街をぶらついていたら、これは宇都宮ブリツェンのユルキャラかいな??
自転車の街、うつのみや とか、 宇都宮から世界へ とかいう幟をロードバイクに突き刺して走る一般(多分)の人。
3時前、サシャ氏とブリツェン監督の栗村修氏がスタンバッテいる。この日、栗村の解説はやや精彩を欠いていた(??)。
地元、栃木テレビのTVカメラもスタンバッっていた。どうやら日曜日に放送があるらしい。
沖縄県石垣市出身、アジアの新城の応援旗が!
3時5分。は、早くゲートに空気を入れるんだ、急げ!!(って言っていたのかどうか??)
3時10分。この人垣。まさにツール最終日のシャンゼリゼだ。フェンスに張り付いた最前列のひと、うらやましい…。
前半、逃げる別府ら3名。フミのフォームはキレイですねぇ。。。
4時20分頃、ゴール!
速すぎで、デジカメ古くてしょぼいし、腕は悪いしで、ほとんど使える画像なし(トホホ…)
あ、そういえばこんな方々もいらっしゃいました。
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Japan Cupの市街地クリテリウム。
ちょっと翌日のJapan Cup Cycle Road Raceの前座っぽい感じも漂っていましたが、たいへん素晴らしいイベントでした。
評 価→★★★★☆