購入価格 $99.99
何か面白いものは無いかとうろうろ探し回っていた際に見つけてしまった怪しい品々。
その値段の安さに惹かれつい買ってしまった。
所謂一時期話題になった「中華カーボン」関連商品だ。
◆見た目◆
評価:★★★★☆(はったり度十分!)
思いのほか美しい。
裏返してみると
なんだか虫みたいに見えるのは私だけだろうか。
黒いので見えづらいがケーブルを通す穴が二つついている。
曲がりはこんな感じ。
正確な計測ではないが、リーチはおよそ9cmドロップは14cmといったところだ。
ブラケットの取り付け位置はきちんと滑り止め加工がしてある。
(が、実はこの位置に取り付けると低すぎるので意味が無かった)
上から見るとこんな感じ。
はったりだけは効かせそうだ。
◆取り付け◆
評価:★☆☆☆☆
さて、眺めるのも飽きたし取り付けに移行する。
っと
はい ら ない。
フォークコラムにきちんと入ってくれない。
全体的に穴が小さい上に、加工が荒くバリが邪魔してうまく入らない。
ここからは力技だ。
安物じゃなかったら怖くてやってられない作業へ移行した。
内側にワセr
グリースを塗って、少しずつフォークに押し込んで行ってやるのだ。
塗っては拡張塗っては拡張と人に言えない作業をしている気分になる。
やっと開発が済み、貫通することに成功した。
今のところ不具合は出ていないので良しとする。
なお、アウターワイヤーを通すのにも一苦労したことを追記しておく。
◆使用感◆
評価:★★★★☆
うん。意外に悪く無い。
剛性感にもいまのところ不足はない。
下ハンもってダンシングしても、うにょる感じはとりあえず無い。
震動吸収については良くわからない。
というかある気はするのだが、恐らくプラシーボだと思う。
つけているライトの光が安定したような気がするが、これもきっとプラシーボだ。
プラシーボかもしれないが、一先ず満足している。
◆総評◆
軽量化にはそれほど役立たないが、9000円弱で「あこがれ」のステム一体型ハンドルが
手に入ると知れば心がうずく人も多いかと思う。
デザインは無骨ではあるが、ステッカーや塗装によって化ける可能性はある。
作りの甘さはちょいちょい見え、運悪くはずれを引いたのかまともに装着すらできなかったが
当たりを引く可能性もあるのかもしれない。
耐久性に関し未知数で恐怖が無くは無いが、面白い買い物であったとは思う。
価格評価→★★★★★(ありえないお値段)
評 価→★★☆☆☆(お薦めはできないけどネタ的にはアリ)
<オプション>
カタログ重量→ 390g