購入価格 ¥81270 (\8100分のクーポン付き)
初めて購入したスポーツバイク。
それまでも自転車に乗ること自体はけっこう好きで
ママチャリで多摩サイを走ったりしていたが、
気合いの入ったローディたちにあっさり追い抜かれるのが悔しかった。
自宅最寄りの国道一号多摩川大橋付近からスタートして
最初は二子玉、次は登戸までと徐々に距離を伸ばしていったが
府中のワイズまでの往復でママチャリサイクリングの限界を感じ
もっと遠くまで快適に走るための自転車を買おうと決心した。
というわけでネットでの情報収集の日々が始まり…
その結果購入の基準を以下のように決めた。
・予算は10万円前後
・「長距離を快適に」をテーマにし、「より速く走るため」の性能は求めない
・カーボンやアルミのようなチューブが太いフレームは自分の服装には合わないので細身なシルエットが素敵で柔らかいクロモリフレームを希望
・とりあえず慣れるまでタイヤは太めのがよい(慣れたら細いのにすればいい)
・見た目重視。道具として愛着が湧くものを選ぶ
というわけでクロモリフレームのクラシカルな雰囲気を持つバイク(≒ツーリングバイク)が候補となった。
・Raleigh Club Special
・Masi Speciale Randonneur
・Riteway Sonoma
そして
・LouisGarneau LGS-CT
上記の中でCTを選んだ理由は…見た目です。
フレームの絶妙な緑、シルバーパーツ、そして茶色いバーテープとサドル。
これ以上僕の心をぐっと掴むバイクは同価格帯には見当たらなかった。
さて、やっとこさインプレです。
他のバイクにじっくりと乗ったことはないのですが、フレームは非常に柔らかい部類だと思う。
30km/h以上のスピードで凹凸のある路面に入るとぐにゃぐにゃとフレームが撓っているのがはっきりとわかる。
その状態で無暗にペダルを踏んでも力が逃げてしまうような感覚があるので、
綺麗なペダリングが求められているのかもしれない。練習あるのみである。
また、ホイールベースが長いので直進安定性はかなり高いと思う。
逆に言うとタイトなコーナリングはあまり得意ではない。
さらにはホイールベースの関係で「ロード用輪行袋に収まらない」とあるブログで拝見した。
サイズは500なのだが、トップチューブは微妙にスロープになっている。
ホリゾンタルじゃなかったのが外見での唯一の不満点…。
ハンドルは大きくて丸い。流行のアナトミックシャローなどとは完全に別モノですね。
握るポジションがあまり限定されないので長距離ツーリングにはいいのかも。
バーテープはつるつるしそうだが意外と滑らず手に馴染み、クッション性も多少ありまぁまぁ快適。
これ売ってるのかな?何本か予備を持っておきたい。
付属のサドルはルイガノのロゴがあるがVELO製のようだ。
クッションは入ってなくて硬いが、自分に合っているのか普通のデニムなどで乗っても全く問題ない。
brooksのサドルに換えたいと思っていたけど当分は今のままでいいかな。
KENDAの35cのタイヤは乗り心地がいいとは思わなかった。
Max近い空気圧(85psi程度)にしていたのが影響しているとは思うが、最近交換したMavic Aksium&Michelin Krylion Carbon 23c(90psiで使用)のコンビでも快適性に変化はなかったので。
もしかしたらフレームだけで充分に衝撃を吸収できているのかもしれない。
ちなみにグリップに関しては今のほうが圧倒的によくなった気がする。
と言う以前に、35cの太さは未舗装路でも走らない限り太すぎる。
28c程度のまともなタイヤにすればフットワークが軽くなりさらに快適になると思う。
実際2011年モデルでは32cに変更になっているようだ。
付属のブレーキはシューが最悪なので交換をおすすめする。リムが真っ黒になります。
補助レバーはドロップハンドルに慣れない身には心強かったが、実際に使う機会はあまりなかったりする。
全体的にそこまでいいパーツを使ってるわけではないため僕は色々といじりたくなってしまったが、
のんびりまったり走る分には完成車の状態で充分楽しめると思う。(タイヤだけはなんとかしたいけど)
何よりやはり見た目がいい。この雰囲気は他にはあまりないと思うので気に入った方には是非お勧めしたい。
蛇足ですが今後のカスタム予定
ハンドル・ステム・シートポスト→日東
クランク→Sugino Alpina2 DD
クランク以外のコンポ→Ultegra (STIのみ105シルバー)
見事に泥沼にはまった気がします…。
価格評価→★★★☆☆ たぶん普通
評 価→★★★★☆ 見た目の時点で唯一無二!ホリゾンタルだったら★5つでした。
<オプション>
年 式 2010年
カタログ重量 11.7kg