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当レビューでダダ顔と話題になっているH-90とほぼ同スペック(日亜の白LED×5個、850カンデラ、E3回路、単3電池×2本)と思われる、異型バージョン。
顔の違いは、5個のLEDが上に3個、下に2個並ぶという横に長い形。点滅は上2個(60時間)、点灯は上下真ん中の3個(15時間)あるいは5個全部(10時間)が受け持つ。
フロントフォークに取り付ける場合は、それ用のアダプターを使って横長顔の長辺を垂直方向にして装着することも出来るようですが、小径車ポケロケのフォークは細すぎて無理。そこで輪行時に取り外すことが出来るハンドルポストの下部ぎりぎりに装着してみた。折り畳み時を考慮した長めのブレーキケーブルの間から真正面を照らすように取り付けられました。
なお、H-90は再三取り付けアダプターのリコールが出ているようですが、これはどうなんだろ?とりあえずはしっかり取り付けることが出来ているのですが・・・。もちろんハンドルバーに取り付けることも可能で、ネジ一本で角度調整も簡単に出来ます。
H-120はH-90に比べやや大きいですが、最大の違いは光が下向きになる透明ブラインドがついていることです。対向者を眩惑しないという実用性がどの程度なのかわかりませんが、ちょっと紳士的?E3回路、日亜のLED、防止用のパッキンと並んで、同社の誠実なモノづくりが垣間見え、好感が持てます。
肝心の明るさは文句なし!OLIGHT T25のようなスポット光よりもはるかに実用的。取り付け位置を低くしたことで、さらに路面を広範囲に照らしてくれます。ただ、5個点灯は街灯のない道でしか使わないでしょうから、真価を検証する機会はいつのことやら。
普通サイズのロードバイクには大きすぎる嫌いがありますが、小径車の場合は低い位置に取り付けることで、まるで純正ライトかハブダイナモ・ライトのような出で立ちになる、というのも狙い通り。アダプターのリコールが出なくなれば、H-90ともどもAKSLENはフロントライトの決定版と言えるのではないでしょうか?
価格評価→★★★★☆(アダプターの耐久性が未検証なので、星ひとつ保留)
評 価→★★★★☆(もう少し小さく軽ければ満点!)