[WO] Panaracer RACE type A

購入価格 ￥3980

FDパセラリフレクト→RIBMO25C→センチュリーファン→ValiantEVO3とパナレーサータイヤばかり乗り換えてきた。
そして今度もパナ。
RACE type Aだ。
前輪は4500km、後輪が1500kmでの感想。


センチュリーファンはマイナーだが良いタイヤだった。
パンクに強く、転がりは軽く、非常に長持ち。
2000kmを越えた頃に表面が細かなひび割れで覆われるのが玉に瑕だが、そこからが長く使えた。
前輪に使っていた手持ち最後の一本は10000km近く耐え、パンクも１・２度だった。後輪でも4000km以上はもち、大きな傷が増えたために勿体無いが交換するのが常だった。
（前後交換は無し。前輪１本：後輪２本のサイクルで履き潰す乗り方）


むしろ後継に選んだValiantEVO3の方が軟弱で、後輪に二本使ったが両方ともパンク頻度が上がり、3000kmを越えてからはさらに頻発。
グリップ性能も乗り心地も若干上がったが、二本とも3500kmになる前に交換してしまった。


そしてRACE type Aである。
パナとしてはValiantEVO3の後継を謳ったレース用タイヤ。
スペックだけを見ると重さが230gから210gに若干軽くなっただけのようにも見える。
実売で400円ほど高い。20gに400円はどうかと考えつつも、出始めの今年５月頃に購入。
その少し前にストックのValiantEVO3を後輪に使っていたので新たな予備としたが、すぐに10000kmを超えんとしていた前輪のセンチュリーファンと交換した。
チューブはR-AIRを使用。


センチュリーファンからの交換なので、Valiantとの比較ではないが、細かな振動が減り、グリップも良くなった。
これはValiantと同程度だろうか。
前輪の20g軽量は正直わからなかった。
そしてパンクしない。
5月に換えたValiantが1000kmまでに１回、2000kmまでにもう１回、3000kmを越えてからは３回のパンクを経験したにも関わらず、前輪とは言えほぼ同じ距離同じ道を走っているtypeAは一度もパンクしないのだ。


やがて９月。
自分的に今年最大のイベント、BRM917四国1000kmを前に、後輪もtypeAに交換した。
前輪のtypeAはすでに3000kmを越えていたが、パンクの気配もなくグリップも十分なのでこのまま続行。
四国一周の1000kmを一度のパンクも無く走り抜いてくれた。
路面が悪い場所も多く、一度など真夜中の長い下り坂に飛び出してきた小動物を轢いたにも関わらず、グリップを失わずに乗り越えた。
（その後、タイヤに尻尾が生えたり獣臭が漂ったりしていないので、轢いた狸が化けている事はないようだ）


結論として。
センチュリーファン並みの高い耐パンク性能と耐久性能、ValiantEVO3並みのグリップ力と乗り心地、210gの重量。
レースでトップを走る為のタイヤでは無いかもしれないが、レースやツーリングで過酷な状況を走り切り完走する為のタイヤだろう。
わたしの乗り方からすればベストだ。

昨今の円高で安くなった外国産タイヤを使うようになった元パナファンも多いと思うが、一度試して損は無いと思う。

価格評価→★★★★☆
評　　　価→★★★★★
＜オプション＞
年　　　式→2010年発売
カタログ重量→210g

購入価格 ￥5600

金欠の時にタイヤをサイドカットしてしまい、高いタイヤが買えず
値段が安かったので購入しました。
パナレーサーとの相性が悪いので、購入を躊躇したのですが
背に腹は代えられないと、半ば諦めに近い形で使用を開始したら
あら不思議、とても良いじゃありませんか！！

タイヤの推奨空気圧は7-10気圧なのですが、私は高い気圧が
苦手だったので最初は7気圧で乗り始めました。
ただそれだと回転が重く、コーナーでも違和感が有りました。
そこで硬くなることを承知で7.5～8気圧まであげたらそれらが見事
解消して良い感じになりました。（体重63kgです）

その堅さを多少我慢すれば転がり抵抗は結構軽いし、グリップも
いいので安心してコーナーを曲がれます。
あと何故か自転車の安定感が増しましたね。
結果、性能だけで言えば外国製の高いタイヤは要らないと感じます。
これで十分です。

ただタイヤが新品の時は、表面がかなりべたべたしてるんで、
ホイールにはめずづらくて手が痛くなる、慣らしが終わるまでは
やたら小石を巻き上げてフレームや体に当たるのが気になりますｗ

ちなみに耐パンク性はまだ使用距離が短いので何とも言えません。
あとパナレーサーの耐候性の低さがでないかが気になるところです。

価格評価→★★★★☆(安いと思う）
評　　　価→★★★★☆(耐候性、耐パンク性がどうなるか...）

購入価格 ￥5,000

＜購入動機＞
23C以下の細いタイヤは見た目カッコよく軽量軽快だがラフ走行でのパンク不安が拭えず、まずは硬くて丈夫なホイール（シマノWH-R500）と25Cの太いタイヤの組み合わせを選んでみた。クロスバイクではツーキニスト（28C）を使用し気に入っているので、同メーカーの全天候レース仕様を売りにするこのタイヤを選択。

＜リム装着について＞
リムにはめる際キツめであるが、最後に残ったビードを無理やり伸ばしてねじ込もうとせず、はめるビードの逆側にタイヤをそらすようにて伸ばしてやるとうまくはまる（軍手着用おすすめ）。

＜乗ってみて＞
歩道と車道との行き交い問題無し。耐久性も今のところ（走行距離：2000km程度）ツーキニストと比べて遜色なし。パンクなし。街乗り中心で多少ラフな走りをするシチュエーションやポタリング向きで女性にも安心して使えるタイヤという印象。
スリックタイヤには若干の抵抗があったが、グリップはさすが。タイヤ断面が正三角形に近い形状（先端丸み）のため車体が路面に垂直な通常走行時の接地面積が狭く、転がり抵抗は23Cと遜色ないと感じた。「25Cは太いな」とイメージされる方にも受け入れられると思う。
直進安定性が良く、サイクリングロードでの手放し走行も安定している。また車体を斜めにしたカーブ走行では接地面が増し安定してクリヤーできる。形状とグリップのおかげでダンシングのフィールも良くなった。晴天時のブレーキの効きは反応とフィールがよい。雨天時は注意が必要だが限界付近でない通常走行では特に挙動が変わるということはない。
滅多にしないがパニックブレーキはあえてリアをロックさせて減速してからフロントメインの力配分で止める（フロントロックはジャックナイフ必至@_@）ようにしているがリアロック中の挙動は穏やかで直進を保ち「おっ？滑ったな」というゆとりを感じながら安心して止める事ができる。
空気圧は約900kpaで使用しているが、車道走行では手に伝わる細かい振動が抑えられていて快適。ロングライドが楽しい。歩道走行は硬くてゴツゴツした振動を拾うのでゆっくり走るべき。しかし太いので歩道乗り上げ時のパンクを心配せず安心感がある（ホイールWH-R500の恩恵もあり）。

細いタイヤ＋軽量ホイール入手後もシチュエーションに併せて付け替えて楽しみたい。ポタリング時には迷わずこちらを装着するだろう。タイヤが太い分、横剛性が低めで乗り心地も挙動もマイルド。走行性能も問題無し。気軽にロードバイクを楽しむライトユーザーには充分すぎるタイヤだと思いました。

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★★☆　耐久性確認中

カタログ重量→　240g

購入価格 ￥4,500（本）くらい

4000km強走行して減りが進行したのとパンクの状態が気になったので廃棄した。

それまでの感想を。

乗り心地：良い
7.5～8.0Barで使用していたが前のタイヤが硬すぎたせいもあり交換した直後は感動ものだった。

転がり：良い・・・と思う。
粘っこい感じがあるものの走行抵抗は少ないと思う。前のタイヤが重すぎたせいもあり登りでの軽さを教えてくれたタイヤだった。

対パンク性：良い
段差に放り込んでしまってのスネークバイトは１、2回有ったが貫通系のパンクはほとんど無し。

以上、3000kmまでの感想。
それを越えたあたりから磨耗が見た目で判るようになり、とうとう小さな砂利の破片が刺さる貫通パンクが発生。修理中に2箇所刺さっているのを見つけ、そのうちの1箇所がチューブを貫通。
自宅に帰ってから確認すると他にも刺さっておりこれ以上使い続けるにはリスク有りと判断し廃棄した。


価格評価→★★★★★　減りが進行するまでは良いタイヤと思います。
評　　　価→★★★★☆　もうちょっと持つかと思ったので。
＜オプション＞
年　　　式→
カタログ重量→　g(実測重量223g)

購入価格 ￥3408(ワイズロード赤坂にて40%オフ)
妻のアルミロード用に購入。
コロンバスのAL7020というカチカチのレーシングフレームに50tpiの硬いタイヤという組み合わせで1年以上も走り続けていましたが、少しでも快適さを追求してあげたいと思い、CSTの86gとそこそこ軽量のチューブとセットで交換。

比較対象はその前に装着していたSCHWALBEのBLIZZARD700×23C(50tpi)。
126tpiというしなやかさからもかなりの快適さを想像しました。

750ｋPaで走ってみたところ、かなりグリップ感がありすぎたので800kPaまで上げてみました。
そこまで空気圧を上げても硬さは感じず、段差からの攻撃性が今までガツンときていたものがコトッと素直にいなせるようになったそうです。あとからじんじんと手のひらに残る衝撃が全くなくなったと。
攻撃力の高い府中市内の多摩川サイクリングロードや新宿付近の甲州街道、上の付近の4号でも、とても楽に走れるようになったとのことです。

なお、転がり抵抗はそれなりに上がるのではないか、と想像していましたが、転がり抵抗は同等かそれ以上、という感想でした。

アルミフレームで快適性を求めたい人、硬いカーボンフレームでレースに出るわけでもない人は25Cを選んで正解、だと思いますね。

価格評価→★★★★★(この値段なら）
評　　　価→★★★★★(快適性を求めるのには大正解なチョイス)
カタログ重量→240g