購入価格 ¥500(古本)
普通ならまず買わない本。
何で?って旦那!このメルヘンチック?な表紙ですぜ!
おっさんは恥ずかしくて買えません。
でもいつのまにか買ってしまったのは、文章に勢いがあるから
「自転車買われるんですか?何系?」
「赤系」
「スペシャライズド?」
「はぁ?」
「いや‥、決まってるって言うから‥」
「だ・か・ら! 赤い自転車よ!」
‥爆笑
これが著者が最初に自転車を買うときのエピソード!
つまり、メーカーでも、ロードとかMTBのような車種でもなく
『赤い自転車を買う!』 から全てが始まる、
いかにも女性らしいエピソード
結局は、なぜか KLEIN の白いMTBを手に入れた著者は
ナレーターを生業とするフリーアナウンサーだそうである。
仕事現場の仲間たちにその事が知れ渡ると、色々な魔の手?が
なんと某テレビ局の番組チームの一員として筑波8耐に出ない?
という誘いを受ける。そして、今中氏の教えを受けることになる。
自転車王子こと今中氏に魅了されて、ついにインターマックスの
ロードを購入。友達がみんな付き合ってくれないので、
ひとりで輪行の旅を楽しむことに
何度目かの輪行では、おなじみのツーキニスト疋田氏の紹介で、
あの『銀輪の覇者』の著者、斉藤純さんに導かれて盛岡から
小岩井農場までツーリング。 途中、後輪がきちんとフレームに
入らないまま走っているのを指摘され、さらに最初に買った
マウンテンバイクと同じ空気圧でロードに乗っていたことが露見!
しかし、そんなことで凹むつうりん子女史ではない。さらに、さらに
新たな輪行の旅に出て行く。
本書は、『自転車女子』に向けた入門書として書かれているのだが、
本サイトをご覧になる男性諸氏にも、奥様や彼女をいかにドロン女史のごとく、
こちら側に引き入れるかというツボが良く分かって役に立ちます。
価格評価→★★★★☆(フルカラーの本にしては安い)
評 価→★★★★☆(いいかげんな本が多い、エイの自転車本の中では出色)
※この本のアマゾンのレビュー欄で、斉藤純さん本人?とおぼしき方が
「私はなぜか『キリン男子』となっていた。」と書かれていて微笑ましい