購入価格 ¥1000〜2000くらい?
屋外でのチューブラータイヤパンク時のために自作。
室内でのシーラント注入には、恐らくTOKECHAN氏のレビューがある「ダイソー 化粧水移し替え用注射器(スポイト)」が最強と思われる。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=7199&forum=104パンク予防的に(preventiveに)シーラントを使用する場合は多分それがベスト。しかし、パンクしてからシーラントを注入する修理的な用途(repairの場合)に備えて持ち歩くには、注射器は少し大きい。
そこで、かさばらないツールを自作してみた。
用意するのは、あなたの工具箱の中で眠っている、なぜかいま使っていないバルブエクステンダー二本。絶対あるはずなので根気よく探してみよう。なければ、TOKENあたりから二本で950円くらいのものが売っている(が、あえてこのために購入するのはオススメしない)。
作り方は簡単で、下の写真の右側に写っているタイプのバルブエクステンダー二本を、細い方で向かい合わせて、ガムテープでぐるぐるくっつけて一本の棒にするだけという、超簡単なもの。接合部の穴が細めなので、一応穴がずれないよう慎重にやろう。
ところでこのツール、私が現在メインで使用しているVITTORIA CORSA EVO-CX 2のために作ってみた。この新型CX-2は、赤いアルマイトカラーのバルブ(正ネジ)が根元から外れるのだが、すると穴が遠くなってしまい、シーラントが注ぎにくい。そこで、外出時にパンクしたら、バルブを外し、この自作ツールをセットし、シーラントを注ぐわけである。自宅でNo Tubesのシーラント(写真)で試してみたが、完璧とはいえないものの、ほとんどこぼさずに注入できた。ゆっくり注ぐ必要はあるが、液体も詰まることなく、No Tubesの容器先端もエクステンダーの先端と相性が良い感じだ。欲を言えば、ラッパ状(漏斗状)の何かをエクステンダーの先端にセットしたいところ。
このツールの良い点は、私の場合は廃物利用であったことと、バルブエクステンダーだけにタイヤの根元にしっかり組付けられるのでシーラントが下で洩れないこと、ツール缶やサドルバッグの隙間に入れておける携帯性の良さくらい。
でも、もっと安くてスマートなツールが存在または制作できるはずだと思う。
価格評価→★☆☆☆☆ もし新品のエクテンダーを使ったら全然安くない
評 価→★★★☆☆ ちゃんと使えるのは良いが、一般的でもスマートでもない