購入価格 約¥26000(wiggle)
純正装着のR500から、少しだけステップアップ。
モノクロなエアロリムのデザインが気に入っての導入です。
EASTONはこのクラスでも職人がスポークテンションを一本一本手作業で管理しているらしいです。
ステンレスのダブルバテッドスポークを指ではじくと、まるで楽器のようにイイ音がします。
ハブも手で回した限りはすごくスムーズで、いつまでも回っていそうなくらいです。
また、リム幅がR500比で少し細くなっています。
それまでブレーキを広げないと脱着できなかったホイールが、交換後は広げずに脱着できるようになるほどです。
重量は、カタログ値でR500から250gほど軽くなりましたが、ホイールを持ってみた状態では違いはよくわかりません。
装着して走り始めてもその違いはほとんど体感できません。ゼロスタートは得意とは言えないようです。
しかし、一度スピードに乗ってからの中間加速はずいぶん楽になりました。
それまでダンシングをしていた所が、シッティングのまま同様の加速が出来るようになった感じです。
初めて乗った時はあまりにスルスル加速するのが楽しくて、信号で停まるのが苦痛でした。
下りの最高速もそれまでと比べて5〜10%ほど上がりました。
エアロリムの恩恵か、リムの剛性も高いです。
ダンシングで歪んで力が逃げるような印象はありませんし、このホイールにしてからこれまで3000km以上走りましたが、振れは出ていません。
(R500は2000kmで2度ほど振れ取りが必要でした)
重量がそこそこあるので登坂は正直苦手ですが、剛性があるので力が逃げにくく、その点はマシかなといったところです。
デザインで買ったにしては内容が思いのほか良かったので、ラッキーでした。
リムのロゴはステッカーなので、飽きたら剥がして遊んでみるのも面白いかと。
重い純正ホイールからのステップアップで中途半端なホイールを買うくらいなら、これにするかもっと高いホイールを狙った方がいいと思います。
価格評価→★★★★★(国内価格なら星一つ減点)
評 価→★★★★☆(エントリーグレードとしてはなかなか)
<オプション>
年 式→おそらく2010
カタログ重量→ 1695g(実測重量-g)