購入価格 ¥通行無料
先に投稿された御二方の写真を見て走ってみたくなり、遠路遥々九州へ。
私は全国どこでもクルマに自転車を積んでの車中泊スタイルですので、今回は道の駅阿蘇を起点に行動しました。他にも幾つも温泉地があるのでクルマで来られる場合それぞれの宿泊地から自走するというスタイルがよろしいかと思います。
【入口について】
バス停『上の小屋』という情報を得て行ってみましたが、それらしき標識等が発見できませんでした。しかし、長寿が丘公園の入り口と『スナック上の小屋』の看板を頼りに入り口の特定に成功。入口さえ見つかれば上まで1本道です。
【コースの全容】
外輪山の急斜面を登るのでキツそうですが傾斜は案外緩く概ね5%前後。
入口からしばらくは林道を進みます。
入り口付近は綺麗な舗装ですがやがてひび割れた路面へと変化していき、剥がれたアスファルトや尖った落石が転がる荒れた道に。
長寿が丘公園を過ぎると外輪山らしい景色が本格的に見え始めます。
路面は更に悪くなり所々大きな穴が開いてます。パンクが不安な方は太めのタイヤかMTBで行くのもアリかと思います。
標高差がさほど大きくもないので雄大な景色を楽しんでいるとあっさり頂上に着いてしまいました。
※余談ですが今回ラピュタの道で3年間10,000km以上を共にしたGP4000Sがサイドカットという名のバルス!!により天に召されました。完全に空気が抜けるようなパンクには至らず無事下山出来ましたが皆様くれぐれもラピュタの路面にはお気を付け下さい。
【ラピュタの道の名前の由来を考えてみた】
こちらは頂上付近から見える岩。
どこか人工物っぽい造形を植物長い時間を掛けてが浸食しているイメージ。
なるほど。天空の城の上層部に似てなくもない。
夏の低層雲と相まってそれっぽい雰囲気を漂わせていた。
同じく頂上付近から下をのぞくと見える柵。
何も無い草原の丘に佇む姿は物語冒頭の廃鉱山地帯を連想させなくもない。
といった感じで舞台背景そのものとは言えないが雰囲気は結構似ている。
しばらく景色を眺めていると妙に納得した。
【総評】
生憎の天候で雲が多い中でのラピュタの道訪問でしたが、逆にラピュタっぽい雰囲気を味わえた気がします。入口が少し分かりにくかったですがそこさえ迷わなければ大きな標高差を越えなくても絶景が味わえる素晴らしい道です。ただし、路面はかなり凶悪な部類ですのでパンク・落車等には注意が必要だと感じました。
価格評価→★★★★★(通行無料)
評 価→★★★★★(景観)
評 価→★★☆☆☆(路面状況)