購入価格 ¥1.600(CRC)
言わずと知れたMAVICのリム消しゴム。でも何故か消えていたのでレビューしておく。

実はこの商品、小学生の時に同じ物を父親に買ってもらっている。
その頃はこれでリムを傷だらけにした思い出しかなかったが、その記憶は正しいのか?と言うことで、時を経てもう一度買ってみた。
素材はゴミくずの寄せ集めの様な、言ってみれば柔らかい砂消しゴムである。
だからホイールの進行方向に向かって、包丁を研ぐように、否オイルストーンを当てるように丁寧にこすらなければ、
あっという間にブレーキ面は不自然な傷だらけになってしまう。
恐らく子供の頃は雑に擦っていたんだろう。
↓↓一生懸命擦った結果がコチラ↓↓

どうだろうか??新品と言ったらバレる気もするが、試走のみと言っても分からないくらい綺麗な面に。
このホイールは5.000㌔以上、ブレーキ面の掃除はほとんどされていなかったので、劇的ビフォー&アフターだった。
が、しかし。問題はこの処理を施したところで、ブレーキの性能が向上するかどうか、である。
答えはノーだと思うし、実際に走ってみてそう感じた。
やっぱりブレーキの性能というのは自転車の場合、タイヤのグリップ、ホイールの剛性、ブレーキアーチの剛性、そしてシューとの相性。
これら全てが揃って初めて発揮される物であり、一夜漬けの様な処理で向上するものではない。
自分は特に制動部品、ブレーキやタイヤには異常な拘りがある。
その為に、今回の実験では差が感じられなかった可能性も少なからずだ。
まぁ愛車を撮影する時など、リムが薄汚れていると特にシルバーのホイールなんかだと目立つので、
気になる人は掃除の合い間にやる、別にって人はパーツクリーナーで拭いておく、ぐらいで十分ではないだろうか。
個人的にブレーキが最大に効くときは、シュー新品リム新品で、お互いが馴染みだしてきた直後だと思っている。
価格評価→★★★☆☆(分からん)
評 価→★★☆☆☆(使い勝手は決して良くないです)