購入価格 ¥5000
ラインナップから絶滅したMTB用STIレバー。
持っていたので、MTBの変速系をSRAMからSHIMANOに交換するときに使ってみた。
見た目ははっきり言ってダサい。
シフトユニットが大きく、安っぽいシルバー塗装とあわせてなんとも残念なスタイリング。
ただ、現物は写真よりはマシだった。
ブレーキレバーはアーレンキーでイモネジ回してリーチ調整可能。
ただ、位置が悪く回しにくい。
STIはブレーキレバーとシフターが一体なのでハンドル交換が楽。
グリップもボルトで固定するタイプのものを使っているので、トレイルによってハンドル幅やライズを変えていくのが苦にならない。
キャリパーはHONE。シマノの推奨はレバー・キャリパー同銘柄だが、同じ世代だしなんとかなるんじゃね?と思って使ってみた。
タッチも効きも自然だしオイル漏れも無い。今のところ問題なし。でも真似する人は自己責任で。
ブレーキフルードは上から入れるが、オートバイのフルード交換と同じで、こぼすこともなく簡単にできた。
ヘイズの下から注射器で注入するやり方ではよくフルードこぼしてたので、作業のしやすさに感心した。
レバーの幅が長く、短いハンドルだと左右のブレーキホース同士が干渉してしまうため580mmのバーが限界。
後に改善されているとはいえ、このデザインはよろしくない。
MTB用STIレバーはローノーマルRDを推奨しているが、シャドーディレイラーを使いたかったので、トップノーマルに。
シフトインジケーターはローノーマルに合わせてあるので、トップノーマルRDで使うとちょっとずれる。
最初は慣れなかったが、レバー角度をちゃんと調整すると使いやすくなった。
普通のブレーキレバーより心持ちレバーを水平気味にして、
押し下げやすいようにするといい塩梅。
レバーから指を離さずに変速できるのはなかなか便利。
上から下に押し下げると巻き取り、下から上に跳ね上げるとワイヤーがリリースされる。
リリースは指の背で上げるのだが、慣れない人のために親指で押せる補助レバーが付いている。
だが、1ヶ月も乗れば補助レバーが邪魔になってきたので外した。
なお、トレイルライド、軽いアクションライドをしても、ブレーキを握ったときに間違えて変速してしまうことは無かった。
価格評価→★★★★★ もう投げ売り状態だったので
評 価→★★★★☆ なくなるのが惜しい