購入価格 ¥フレーム付属
ヘッドバッジ。それは自転車の顔。
車でいえば、フロントグリル付近に鎮座するフェラーリの跳ね馬であり、
ポルシェの紋章であり、ロールス・ロイスのお姉ちゃんである。
軽量化のためか塗装やデカールで済ませた味気ないヘッドチューブと比べると、
やはりヘッドバッジは存在感がある。
最近では、Independent Fabricationの銀製ヘッドバッジが印象的だったか。
ワイヤー受けを兼ねたOrbea Orcaのヘッドバッジも良い。
今まで数々の自転車を乗り継いできたが、新車で買ったフレームはもれなく立派なヘッドバッジを持っていた。
無意識のうちに、ヘッドバッジの魔力に魅せられていたのかもしれない。
古い画像も出てきたし、所有フレームのヘッドでも見ていこう。
こちらはビアンキのヘッド。薄いアルミを厚い両面テープで貼ったような構造。
このロゴマークはカッコいいと思う。
キャノンデールのものも粘着剤で貼り付けるタイプ。
マスプロ製品のヘッドバッジはこういうものがほとんど。
形は単純だが、結構分厚いアルミなので存在感がある。
ただ、4本のワイヤーに隠されてしまうのが残念。
Wレバー時代、しかもブレーキワイヤーが触覚のように上に伸びている頃はヘッドバッジがもっと映えたんだろうな。
ロッキーマウンテン。箱から出した直後の写真なので保護シート貼ったまま。
ちなみに、トップチューブ先端の黄色いステッカーには「悪路走行禁止」と書いてある。
・・・・・・嘘だよ。
そして極めつけがこれ。リンスキーのヘッドバッジ。
リベット止めどころか、ボルトで締結してある。懲りすぎ。
インチ規格なのか手持ちのアーレンキーでは回せなかったけど。
クローバーと鷲がデザインされたこのバッジ。キーチェーンをつけたものがリンスキー直販で15ドル。ちょっと欲しい。
価格評価→★★★★★ フレームに付属します。
評 価→★★★★★ 十人十色。
重量→完全なデッドウェイト。だがそれがいい。