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100Shiki殿の言うとおり、ロード乗りたるもの脛毛の処理は絶対である。例外、異論は認めない。イタリア人ばりの胸毛、腕毛はOKだが、脛毛だけはNGだ。UCIの規定でも「剃ってこい」と書いてある。問題は、剃るかどうかではない、どう剃るか、だ。
ということをグダグダ周囲に吹聴していたら、思いがけずプレゼントで貰いました、ソイエww。1年ほど使って、その後の使用を断念しカミソリに戻りました。その経緯のレビューです。
<剃り・抜き始め>
まず私の足はそこそこ剛毛です。針の毛、ジャングル、とまではいかないですがナカナカの濃さです。まずシロートはこの状態でいきなりソイエを敢行しますが、これはNG。まず、毛が長すぎてうまく抜けません。ひたすら毛が引っ張られてチクチク痛いだけです。まずはカミソリで綺麗に完全に毛を剃ってしまって、1~2週間経って毛が1~2cmになった頃が「抜き頃」です。ここで一気に抜きましょう。
<痛み>
初めては痛いです。誰でもそうだと思います。特に毛根の太い男の人は涙目になることうけ合いです。私は半泣きになりました。脛の毛はまだいいのですが、フクラハギ・フトモモは本当に悲鳴が上がります。勢いつけて抜きすぎて、ちょっとしたプチ流血沙汰になるやも知れません。ソイエはグイグイ抜きまくってくれます。
一度完全に抜いても、1週間もすればまたうっすらと毛が生えてきています。ここが2度目の「抜き頃」です。この2度目の抜きをやってしまえば、2~3週間は脛毛フリーの生活になるはずです。バンザイ!と言いたいところですが、ここが落とし穴いです。
<埋没毛>
これは毛抜きをやった事が無い人には馴染みの薄い用語かもしれません。これは根毛から抜いた毛が再生しようとするとき、毛穴がふさがってしまい毛先が皮膚の下に生えてしまうという現象です。分からなければ、ググッてみてください。グロい画像がたくさん見つかります。女性用品で「軽石」というものがありますが、この軽石は埋没毛を「ほじくり出す」ために皮膚の表面を削るために存在しているのです、勉強になりますね。で、この埋没毛の処理が大変です。もう「針」が手放せなくなります。自分はフクラハギが特にひどく、殆ど常時埋没毛を抜き出すために足に針を突き刺して毛を「ほじくり出して」いました。痛いです、悲しいです、えらい手間です。男の人の埋没毛は根性があるので、軽石ではびくともしません。個人差あると思いますが…。これは一度対処すればOK、というものではなく、常にあちこちでランダムに発生します。埋没毛は初期の段階で毛穴を開いてあげなければそのまま皮膚の下で毛が生え続け内出血を引き起こします。一度3cm程の毛を皮膚の下から救出したこともあります。当然血は出ますし、痛いです。ああ、書いてて思い出してグロいですww。
自分はこの埋没毛との戦いに疲れ、やがてソイエの使用を止め、カミソリへと回帰して行きました。
<まとめ>
ソイエは毛を抜くとき痛いですし、埋没毛は本当にやっかいです。そもそも女性の細く柔らかい毛を抜くための機器ですので、根毛の太い剛毛の男が使うべきではないかも知れません。面倒ですが、カミソリが確実です。
価格評価→ なし (貰い物ですので)
評 価→★★☆☆☆ (埋没毛がねぇ)