輪行以外で遠くに行きたい場合、車に自転車を載せていく方法もありますが
そんなときに適したコースを紹介します、もちろん輪行も可能です
遠方より高速道路を利用して車に載せてきたという想定で、小布施パーキングエリアに直結の小布施ハイウェイオアシスより高山村方面に向けてスタートです(輪行ならば長野電鉄の小布施駅から)
高山村に入るとのどかな景色が迎えてくれます、コンビニなんていう無粋なものはありません
不便?いやいや、あんな原色の派手な看板がある景色はどこにでもあるんだからこの景色を楽しみましょう
<発見!これが田舎のコンビニだ!> <表の張り紙がいい感じ>
こういう「ごめんくださーい」って呼んでもしばらく出てこない感じの店って激減しましたよね、でもいい雰囲気でしょ?
山田温泉に到着です、ここには無料の足湯があったり、温泉まんじゅうも売っているので補給食として利用してもいいでしょう
私はいつもここでコーラを補給します、そしてここから山田牧場を目指しさらに上ります
<山田温泉ロータリー> <2010年に出来たばかりの施設で無料の足湯もすごくキレイ>
山田温泉を過ぎて少し上ると、このコース唯一のトンネルの山田入洞門がありますが、ライトの類は必要としない明るさと長さです
ここからはそれなりに斜度も上がっていくので、上りが好きな人も楽しめます・・・が!?
途中で温泉特有の硫黄のにおいがするポイントがあり、硫黄のにおいが苦手な人はちょっとつらいかも?
とはいえ、においのする区間はそれほど長くはありません
途中に「雷滝」という所があり、滝の裏側にいける面白い滝です
滝を見るための道ですが傾斜が急な場所もあり、でかいクリートの人は注意が必要です、往路で滝の見物のため中断するとペースが乱れてイヤだという人は復路のときでもいいので見るのをお勧めします
さて、そんなこんなで山田牧場に到着。牛が放牧されており、たまに路面に牛のフンがあるので、下りの際はフンに乗って滑らないように注意が必要です
牧場からさらに上っていきます・・・ハァハァ・・・フゥ・・・と上ってきた後ろを振り返ると
こんなとこまでえっちらおっちら上ってきてよかったと思えるこの景色、紅葉の時期もおすすめです
<さらに進むと正面に横手山>
上りきったところで標高は約1900mなので結構涼しいです、夏ならばクソ暑い下界になんて下りたくなくなります
ここら辺は根曲がり竹(チシマザサ)というタケノコの一種がよく採れるポイントでもあり、地元では5~6月の山菜狩りの時期には、根曲がり竹とサバ缶で作ったみそ汁(通称タケノコ汁)を食べます、シンプルながらとてもおいしい山の恵みです
もし山菜狩りする際は背丈を超える笹やぶを分け入って行くため、遭難者がよく出るのでくれぐれもご注意を(入山料1000円)
<山ノ内町との境界>
今回のルートの折り返し地点です、ここから山ノ内町方面に下りるルート(志賀草津方面or中野市方面)もあるのですが今回は小布施に車&お楽しみを残してきてあるので、上ってきたコースを下っていきます。さてそのお楽しみとは!?
トゥエルという店ですがここのジェラートが絶品です、色々な種類がありどれもおいしいのですが「搾りたて牛乳」がおすすめです(シングル300円)
<トゥエル外観>“トゥエル 小布施”で検索してみて下さい
小布施に戻ってきたら温泉に入るもよし、北斎の絵を見に行くもよし、そばを食べにいくもよし
色々な観光スポットがあり散策の楽しみもあるので、自転車に乗らない家族が観光しているその隙に行ってくる、なんてことも可能なので家族旅行にも使えるかと思います。
お帰りの際は、お土産に栗菓子を忘れずに(観光大使か)
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=73cdf124fed00f86c42044f542ad2846評 価→★★★★★(ここが良すぎて他をあんまり開拓してないくらい)