購入価格 ¥4746円
フロント34×46Tで山岳を含むサイクリング用ロードで使用中です。
12から17までクローズドレシオです。
12-13-14-15-16-17-19-21-23-25
というわけで10速なのですが、欲を言えばトップ12Tの10速ならば
12-13-14-15-16-17-18-20-22-25
で、18Tまでクローズドにして最後を3歯飛びにするのがワタシ的には理想です。図の青が17Tまでがクローズドの場合、赤が18Tまでがクローズドの場合のギヤ比を示します。

常用ギヤとして17もしくは18を使いたいところなので、18Tまでがクローズドの方が私としてはずーっといいのですが。今のシマノはラインアップが増えてしまうこんな面倒な意見は完全無視でしょうけど、あるとイイですね。な~ぜ無いのぉ~♪。今のスプロケ形式はレース現場などでのメンテ性は抜群ですが、自在な歯数選択には不向きなので、そこがちょっと残念です。
しかし、そんな贅沢なことが頭をよぎるのも、所詮、私が単なる素人自転車乗りだからでしょう。それに、山を走ってヘロヘロになると、18Tが・・・なんてことはすっかり頭から消え去っているのも事実。
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アウターとインナーの稼働範囲は次の通りです。上のグラフでもよいのですが、違う表示方法を使ってみます。横軸がアウターの時のレシオ、縦軸はインナーの時のレシオです。

ある傾きを持った直線になります。アウターとインナーの比率が大きいほど直線の傾きは緩くなります。アウター46、インナー34の場合は34/46 = 0.74 の傾きとなります。ノーマルクランクの38/51とほぼ同じような関係です。
アウターではロー側2枚の使用を避け、インナー側ではトップ側2枚の使用を避けていますが、こういう使い方をするとき、アウターでの最小ギヤ比2.19が、インナーの最大ギヤ比2.43よりも小さいので、ギヤ比をうまくつなげて使うことが可能です。これが34/54だったりすると、扱いが難しくなります(っていうかそんなギヤ設定する人はいないと思うけど)。
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ここで市販の完成車に付いているギヤを見てみましょう。
GIANTのTCR ADVANCED SE (53/39T、12~25T) 参考価格 ¥367500
SPECIALIZEDのTarmac Elite Compact(50/34T、11~28T) 参考価格 ¥280000
上の図に、これらの完成車のギヤレシオ線を乗せてみます。

ふ~ん、こういう位置づけにあるのか。私の山岳グランツーリスモ系ロードのトップレシオが市販完成車に対してかなり低めに設定しているのがハッキリわかってしまいました。
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ところでこの10数年ほど、ままチャリなどを除いてアルテグラのスプロケしか使っていないのですが、10個ほど使って全くトラブルフリーで、耐久性も十分で、安心して使っています。私にはこれで十分です。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆