Miyata ミヤタ チューブラーテープ TTP-2
購入価格 ¥ 1,027 (amazon.co.jp)
ミヤタのチューブラーテープ。20mのTTP-1と5mのTTP-2があり、どちらも使用したことがありますが、容量的にはbaruさんが書いているように未使用状態での経年劣化を考慮すると、このTTP-2を買ったほうが良いのかもしれません。品質の良いチューブラータイヤはあまりパンクしないので。
使用感については2つあります。
1. チューブラータイヤの装着が簡単なこと。作業性が良い 2. 反対に、タイヤを外す時は相当手こずる時がある
どうもこのテープ、特定条件下ではかなり強力に固着してしまってタイヤ外しに苦労することがあります。反対に、稀ですがペロッと簡単に剥がれてくれることも。どんな条件だと固着しやすいのか、未だに現象をつかめていません。
もっと簡単に剥がれてくれたらなあ、と思うのですが、テープではなくセメントを使っても固着する時はするらしいので、結局ずっとこのテープばかり使っています。他社のチューブラーテープを使ったこともありますが、テープの強度・作業性ともにこのTTPシリーズがナンバーワン。事実上、チューブラーテープとしてはこの製品一択といった状況ではないでしょうか(もっと良い製品があれば試してみたいところ)。
ところでこのTTP-2。チューブラータイヤ初心者の頃は、ライドに携行していました。タイヤ1本分程度の長さを鉛筆状のものに巻いてサドルバッグに入れたり。しかし現在は、出先でパンクしてもこのテープを使うことはありません。運悪くパンクしてしまったら、そのタイヤを剥がし、お古のチューブラータイヤを無造作に装着して早々と帰還します(勿論、攻めた走りはその場合はしません。いつもしないけどw)。
その時のタイヤとリムとの接着力は、テープの残滓を考慮してもあまりないようなものでしょう。なので峠の下りとかがある場合は気をつけたほうが良いですが、基本的にパンクしてしまったら私の場合、その日の本気ライドは終了、という感じなので気になりません。時速25km/h程度で平地を走るのなら、また急ブレーキをかけないのなら、テープなしでもタイヤが簡単に外れることはないでしょう。80psiも入っていれば(実際に外れたこともない)。
そのため自宅でのみ活用する製品となっています。携帯性を考慮しなければTTP-1のほうがお得なのですが、前述のように経年劣化を考えるとTTP-2が量的にちょうど良い感じ。
価格は、安くはないと思いますがこれくらいの価格でないとメーカーは採算が取れないような気もします。
価格評価→★★★☆☆ 評 価→★★★☆☆ もっと剥がしやすければ… 裏返すと簡単にはタイヤが剥がれない安心感w
裏技: 常識なのかもしれませんが、カーボンディープリムの場合、バルブ穴の上にはこのテープをしっかり貼ったほうが良いです。テープの上から鉛筆等で穴を開けてバルブを通します。バルブ付近がきっちり接着していると、走行中にバルブが動きにくくなり、リム穴に当たってカンカンカン、という音をたてることが少なくなります(※透明フィルムはバルブ付近でハサミを入れてちゃんと剥がせるようにしておく必要があります)。
|