XERO X-220(20インチ 451)

購入価格 ￥26k

小径車用のホイールはないのでロード用の所に記載

リムカラーが５種類選択できるホイール（一部アルマイト、一部ペイント仕上げ）
2010年6月現在、特価状態になっていて代理店にも２色しか無い。
スポーク本数が少なくきしめんスポークで見た目が綺麗という、中々遊び心がわかっている。
メーカーの売り文句通りだと思う。

性能はといえば、ハブはシールドベアリングでひっかかりが無いが回らん。
A-classなんかの完組や、TIAGRA組みの手組みホイールより回らん。

走り重視なら、このホイールは選択肢に残らない。
やっぱり見た目よ。
そういう意味ではシルバーのホイールは売れないだろう。

CNC加工を謳ってないがリムはつなぎ目もなく綺麗。
リム高は結構あるので、チューブがR-Airの普通(34mm)のだと場合によっては空気が入れられない空気入れがある。注意されたし。特に簡易空気入れ。
シュワルベのチューブ(40mm)だとほぼ問題ない。

ただ、￥50ｋoverの定価は高いと思う。特価でなければ買わない。
適正価格は￥25k位だと思う。

余談：406用のX-200もほぼ同様でハブの回転はあまり良くない。

価格評価→★★☆☆☆

評　　　価→★☆☆☆☆(走り重視なら）
　　　　　→★★★★☆(見た目重視なら）

このX-220をレビューした後で、じゃ「実際走りはどうなのよ？」
と言われたので、Bruno ベェンチュラのホイールと比べてみた。
といっても、普通に走ったんじゃ、鈍感なこの私がわかる訳も無く
友人協力の元、惰性で走って”どんだけ”ってのを試してみた。

道路
緩やかに下って、緩やかに上るどこにでもありそうな舗装道路

条件
一人が自転車に乗り一人が支えて、完全に止まっている状態で手を離す。
押すとか、漕ぐのはなし。
ペダルはSPDを使用して右は最下点、左は最上点で止める。
各１０回走ってみる。

使用自転車　BRUNO ベンチュラ　STD
１：ベンチュラ STD　純正ホイール
　　チューブ　　Panasonic R-Air
　　タイヤ　　　前　ケンダ クリテリウム
　　　　　　　　後　シュワルベ　DURANO

２：X-220
　　チューブ　　シュワルベ　20インチ(451)
　　タイヤ　　　前　シュワルベ　DURANO
　　　　　　　　後　シュワルベ　DURANO

補足：
タイヤが違うじゃんということだが、クリテリウムはほぼ新品状態
X-220の前のDURANOは、かなり使って台形状態。
１と２の重量差が(前後で100g位?計測データがどっかにいっちゃった）
あるので１は軽量な　R-Airを使用。
まあ。この程度なら誤差範囲でおさまるだろうと実験開始。

※結果
か・・・かわらん？
最高速はどっちも25km/h程度。
走行距離もほとんど変わらない。
X-220のベアリングがあまりに回らないので、もう少し差が出るかと思ったが。
うれしいのか、悲しいのか。
結局、ホイールは「ベアリングだけじゃないよ。」というよくある結果に落ち着いてしまった。
おそらくは　X-220 の方が剛性が高いので、真面目に漕ぐと軽量ホイールときしめんスポークの効果も合わせてX-220の勝ちとなりそうです。

こうなると、やはりX-220のベアリングを交換すれば、もっと速く・・・
ん？
あれ？
振り出しに戻った？

評　　　価→★★★★☆(結果を踏まえて★アップ）