栃木県日光市街方面から奥日光に至るための『いろは坂』。
起点は標高866mの馬返し。ここから標高1274mの明智平までが一方通行の第2いろは坂。明智トンネルを抜けて華厳の滝を巻いて東進し標高1286m地点からふたたび一方通行が始まり、ここから標高866mの馬返しまでが下りの第1いろは坂。第1と第2の2つの坂にある48のカーブを、いろは48音に例えて、いろは坂と称されています。
第2いろは
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=c31b7e6d5db25500b75c33a76bfca41c第1いろは
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=d74124d4486a45ddd2c0ae1626cfbd79第2いろは坂の途中、標高1173には『黒髪平』と呼ばれる展望が開ける場所があります。自転車で登坂する場合、面倒なので滅多に止まりませんが、いろは坂随一の好展望の場所ではあります。
黒髪平から(2010年11月4日)
終点の『明智平』からはロープウェーが標高1360mの展望台まで通じていますが、ここからは華厳の滝、中禅寺湖など、なかなかの風景を堪能することができます。
展望台から(2008年4月28日)
明智平から第1いろはを俯瞰(2010年11月4日)
紅葉は、下りの第1いろは坂のほうがきれいです。しかし今年は、近年まれにみる不作。この10年で最もキレイだったのは2008年でした。
第1いろは坂(2010年11月4日)
この下り道、大型バスが曲がるにはカーブがきつく、今でも時々、切り返しを繰り返す大型バスのお陰で渋滞が発生することがあります。かつてはこちらの第1いろは坂しかなかったという歴史がありますが、この道で観光バスがすれ違っていたのか!
第1いろは坂の雄姿(笑)(2010年11月4日)
路面は多少、荒れ気味です。また、シーズン中はクルマが多いのが難点ですが、近隣の方であれば一度くらいは登坂しておいても損は無いかな、という、まあ、普通の坂道です。私はこの坂、もう20回以上登坂していますが、奥日光に行くためにはここを使うのが近道、というだけの道になりつつあります(トホホ)。
評 価→★★★☆☆