1本¥7,000程でした@bellatisport.com
初チューブラー。Zipp手組みホイールのレビューに登場させたタイアです。今年から名品Servizio Corseがディスコンとなりその後継としてデビューしたモデル、だそうです。かつての19CはRecordを除いてほとんど22Cに移行するみたいですね。太さは実質23Cと変わりません。ちなみにSprinter22CはこのExtremeのサイドをスキンカラーにしたものだそうです。サイドまでブラックの方がカラーを合わせやすいと個人的には思うので、選択肢が増えるのは歓迎です。あと、ベーステープ部(ふんどし?)はサイドに僅かに乗っているだけで、ゴムは塗られていません。
Miyata TTP-1を使ってZipp360に使用しています。
手に持ってみるとどーよこれ!とでもいわんばかりにペラッペラの作りで、耐パンク性とかトレッド摩耗とかなにそれおいしいの?と華麗に無視している感じです。500km程走って今のところ無傷ですが、Carbonの方が安心して使えるんでしょうね…Giro初日TTのレポートにWigginsやVinoのバイク詳細があったのですが、
http://www.cyclingnews.com/news/photos/new-tech-bits-spotted-at-the-giro-ditalia/120600http://www.cyclingnews.com/features/photos/pro-bike-bradley-wiggins-team-sky-pinarello-graal/119883(比較的)耐パンク性の高いCarbonですね…。やっぱり、重要な局面でのパンクは絶対避けなければならないのでしょう。そういう意味では、ペラッペラのExtremeは明らかに不適。が、腹を括ってリムを脱脂・ベーステープの傷みをチェックしていると、縫製がびっくりするほど丁寧なことに気付きます。ポンとリムに乗せただけでほとんどセンター出しは不要でした。この時点でもう期待値Max。3本購入して重量はそれぞれ234g・238g・245g。スペアに用意したVittoria Corsa Evo CXとほぼ同重量ですが、手で持った感じしなやかさが圧倒的に違います。
慣らしが終わって性能を発揮し始めるまで、50km位だったでしょうか。
トレッドゴムの粘着力が異様に高く、指で触るとペタッと着いてきます。かといって走行感はそんなにネチャついていない。このいかにもグリップ高そうなゴムと、ものすごくしなやかなケーシングのお陰で、コーナーでの安定感が凄まじい。Veloflexのタイアどころかチューブラーを継続的に使うこと自体が初めての体験なのですが、この安心感だけでもチューブラーの存在価値はあるだろうと納得しました。乗り心地も信じ難い位フラット。少しぐらい荒れた路面でも苦にはなりませんが、とてもうす~いタイアなので激しく不安になります。転がりについては、今まで使ってきたOpen Corsa CXがそもそも相当よく転がるタイアなので、Extremeを使ってもそれほど大きな変化を感じませんでしたが、絶対的には良く転がるタイアだろうと思います。今のところ耐久性はわかりませんが、今のセットを使い切った時点で追ってレビューします。
価格評価→ ★★★★★ (この高性能なら、全く惜しくない)
評 価→ ★★★★☆ (耐久性がわからないので暫定スコア)
カタログ重量220g (実測平均239g)