CBN Bike Product Review
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[TU] Veloflex Extreme


 
numero_nero  2010-6-11 17:30
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[TU] Veloflex Extreme 22mm 350TPI
1本¥7,000程でした@bellatisport.com



初チューブラー。Zipp手組みホイールのレビューに登場させたタイアです。今年から名品Servizio Corseがディスコンとなりその後継としてデビューしたモデル、だそうです。かつての19CはRecordを除いてほとんど22Cに移行するみたいですね。太さは実質23Cと変わりません。ちなみにSprinter22CはこのExtremeのサイドをスキンカラーにしたものだそうです。サイドまでブラックの方がカラーを合わせやすいと個人的には思うので、選択肢が増えるのは歓迎です。あと、ベーステープ部(ふんどし?)はサイドに僅かに乗っているだけで、ゴムは塗られていません。

Miyata TTP-1を使ってZipp360に使用しています。
手に持ってみるとどーよこれ!とでもいわんばかりにペラッペラの作りで、耐パンク性とかトレッド摩耗とかなにそれおいしいの?と華麗に無視している感じです。500km程走って今のところ無傷ですが、Carbonの方が安心して使えるんでしょうね…Giro初日TTのレポートにWigginsやVinoのバイク詳細があったのですが、

http://www.cyclingnews.com/news/photos/new-tech-bits-spotted-at-the-giro-ditalia/120600

http://www.cyclingnews.com/features/photos/pro-bike-bradley-wiggins-team-sky-pinarello-graal/119883

(比較的)耐パンク性の高いCarbonですね…。やっぱり、重要な局面でのパンクは絶対避けなければならないのでしょう。そういう意味では、ペラッペラのExtremeは明らかに不適。が、腹を括ってリムを脱脂・ベーステープの傷みをチェックしていると、縫製がびっくりするほど丁寧なことに気付きます。ポンとリムに乗せただけでほとんどセンター出しは不要でした。この時点でもう期待値Max。3本購入して重量はそれぞれ234g・238g・245g。スペアに用意したVittoria Corsa Evo CXとほぼ同重量ですが、手で持った感じしなやかさが圧倒的に違います。

慣らしが終わって性能を発揮し始めるまで、50km位だったでしょうか。
トレッドゴムの粘着力が異様に高く、指で触るとペタッと着いてきます。かといって走行感はそんなにネチャついていない。このいかにもグリップ高そうなゴムと、ものすごくしなやかなケーシングのお陰で、コーナーでの安定感が凄まじい。Veloflexのタイアどころかチューブラーを継続的に使うこと自体が初めての体験なのですが、この安心感だけでもチューブラーの存在価値はあるだろうと納得しました。乗り心地も信じ難い位フラット。少しぐらい荒れた路面でも苦にはなりませんが、とてもうす~いタイアなので激しく不安になります。転がりについては、今まで使ってきたOpen Corsa CXがそもそも相当よく転がるタイアなので、Extremeを使ってもそれほど大きな変化を感じませんでしたが、絶対的には良く転がるタイアだろうと思います。今のところ耐久性はわかりませんが、今のセットを使い切った時点で追ってレビューします。

価格評価→ ★★★★★ (この高性能なら、全く惜しくない)
評  価→ ★★★★☆ (耐久性がわからないので暫定スコア)
カタログ重量220g (実測平均239g)
 
numero_nero  2010-9-15 16:27
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[TU] Veloflex Extreme 22mm 350TPI
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間もなく2,000kmを迎えようというところでリアの摩耗が目立ってきました。センターのドットはまだかすかに残っているし著しく走行性能が落ちた感じもないのですが、やむなくリアブレーキをロックさせて作ってしまったフラットスポットが何箇所かあってやばそうなので、とりあえずリアのみ貼り換えます。路上でのパンク上等!ならば公称寿命2,500kmまであと500km粘れるでしょうか…フロントは小傷はあるけれども深刻なサイドカットやトレッドの偏摩耗もないので、4,000km位は保ちそうです。

乗り心地・走行性能等については、最初の印象が崩れることはありませんでした。自分にとっては少し高めの設定である7.5barで、とにかく羽毛のようにふんわりとした素晴らしい乗り心地と安定したコーナリング性能を味わわせてくれる素晴らしいタイアです。404でもNemesisでも抜群のバランス。コンパウンドもケーシングも柔らかく、路面がドライで荒れてなければ24mmのPave Evo CGにも負けないくらいがっちりと路面を掴むので、ダウンヒルが無茶苦茶楽しい(結果何度かオーバーシュートしかけてリアをロックさせちゃったんですが)。路肩の荒れた所にもガンガン乗り入れなきゃならない公道レースや幹線道路走行の通勤通学には全く不向きでしょうが、路面の綺麗なサーキットレースやTTなら充分使えるでしょうし、サイドカットとブレーキロックにさえ気を配れば週末のロングライド程度は何の問題もなくこなせます。異物踏み抜きやサイドカットの前には多分無力なんですが、小石の跳ね上げ程度はケーシングが変形して受け流してくれるのかショルダーは割と綺麗でサイドに至ってはほぼ完全に無傷の状態。今までパンクしていないのは、単に運がよかっただけなのかもしれませんが。

絹コードのタイアとかチューブレスを使った経験はないし他のチューブラーといってもCorsa Evo CXとPave Evo CG位しか使った事もないのですが、これより走っていて気持ちの良いタイアというのは私にはちょっと想像できません。ウェット路面での安心感は圧をぎりぎりまで落としたPave Evo CGと比べちゃうとさすがに劣るけれども、雨天や低μ路など路面状況が特殊な場合を除けばのべつ粘土のようにドロドロと重い走行感のPaveに対して走行感が軽いおかげで、むしろ快適であるとさえ感じます。そんなハイグリップタイアでありながらCXと遜色ない走行感の軽さもあわせもっていて、CX比で劣っていると思うのはトレッドの耐摩耗性と(多分)耐パンク性能くらい。乗り心地もコーナーリングも圧勝。問題は未だに安定しないストックですが…まぁこんな良いタイアを普段から使い倒すようでは不感症になってしまうのではないかという気もしなくはないので、年に1~2セットだけ、脚力がピークになる時期に合わせて奢るとっておきのタイアくらいの位置取りでちょうどいいのかもしれません。

他にも何点か追記しておくと、バルブコアは外せるんだとか、2月製造より5月製造スタンプの個体のほうがバルブステムの長さが5mm位長くなっていたとか、エアの抜けは一晩で1.5~2barで新バルブのVittoriaより気持ちエア保持性能が高いとか細かい点がありますが、それもこれもすべて瑣末なことですね。

価格評価→★★★★★(この価格で素晴らしい出来)
評   価→★★★★★(すすんで他を使う気が全く起きなくなる罠)
 
numero_nero  2017-4-19 17:21
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[TU] Veloflex Extreme 22mm 350TPI
購入価格: €60~70 (送料別)

2010年以降愛用し続けてきて10セット以上のべ25,000km超、シーラントなしで走りきりました。現在、サイドカット・貫通パンクゼロ記録を更新中。路上・保管中を含めパンクを喫したのはただの一度だけで、それもバルブコアパッキンの劣化によるスローパンク。コアを交換した後そのタイアはきっちり天寿を全うしています。耐パンク性能にはまったく期待していなかったというのに、意外すぎる結果です。

かなり長いこと使い続けてみたので、いろいろと感想をまとめておきたいと思います。

・耐久性/耐パンク性

フロントで3,500~4,000km、リアは2,000~2,500kmでトレッドセンターが磨り減ります。下ろしたてから退役まで性能の落ちは極めて緩やかで、乗り心地や耐久性の面ではほとんど変化がなく、コーナーグリップが徐々に失われていく感じながらもリア2,500km位まではとくに不安なくダウンヒルできるレベルを維持します。長期保管には強く、しっかり汚れを落として湿気と直射日光を避けた冷暗所で保管すれば1年や2年は性能を保てます。そもそもそんなにハイグリップで柔らかいトレッドゴムではないので、長期在庫品やしばらく乗っていなかったものでも特に問題なく使えるようです。ワインじゃあるまいし数年寝かしたらグリップが良くなるとか耐パンク性が上がるとかそんなバカなことはないですが、トレッドがひび割れてたりしない限りは大体大丈夫じゃないでしょうか。トレッドもケーシングもはっきり言って怖いくらい薄いタイアですから、状車時の取り扱いにはそれなりの注意を要しますが、異物踏み抜いた覚えがないのに謎のパンクを喫したりするようなひ弱なタイアでもありません。無神経に路面の穴に突っ込んだり、抜重せずに段差乗り越えたり、ゴミのたまった路肩を走ったり、回避できる異物を踏んだりする、つまり当たり前の回避さえ心がけておけば、過度に神経質にならなくても大丈夫。小さな小石をトレッドで踏んだ程度ならパチン!と弾いて無傷で済みますし、余程切羽詰ったパニックブレーキで強く長くスキッドしないかぎりトレッドがごっそり削れてカーカスが露出してしまうようなこともありません。サイドはごく薄いラテックスコーティングがあって湿気や水濡れにはそこそこ強いですが、ケーシング含め極薄なので鋭利なものでザックリやれば一発で終わるでしょう。ですので藪や砂利道へ突っ込むのは禁忌ですし、砂利敷きの駐車場を乗車したままで乗り越えたり接地させたままコースティングするのも避けたほうが無難かと思います。バルブコアの出来はおおむね優秀ですが、ここが原因で1度だけパンクを喫した事があります。ダメなコアを使っているチューブはエアを充填したらすぐにバルブを閉じないとヒュルヒュル抜けてしまうようなものもありますが、Extremeにはそんな個体はほとんどなく、数ヶ月にわたって乗らずに保管しているような個体は乗る前に気密をチェック、怪しければVittoriaあたりから売られている新品のコアに交換しておけばトラブルはだいたい防げると思います。

・グリップ/コーナリング

良くも悪くもトレッドコンパウンドに頼らないタイアで、トレッドゴムのグリップはさほど高くはないものの圧倒的にしなやかなケーシングとチューブの変形で高いレベルのコーナリング性能を発揮するのがこのタイアの特徴。直線を走っていると本当にゴム感が希薄で転がりが軽く、ひとたびコーナーに入れば粘るし路面状況が手に取るように把握できるという独特の走行感。この路面状況が手に取るように分かる程はっきり伝えながらも不愉快な振動はキャンセルする性能は、これまで使ったことのあるどんなタイアやチューブよりも高いです。トレッド単体でのグリップはMichelinやContinentalなど最新コンパウンドを使ったクリンチャーと比べると1段、ヘタすると1.5段くらい落ちますが、その分350TPIの圧倒的にしなやかなケーシングが変形して補うのできっちり荷重コントロールさえできればグリップ不足を感じる事はまずありません。ブレーキのコントロール性も低くありません。ただし急激な荷重変化にはシビアな面があり、基本に忠実なブレーキワークを要します。例えばコーナー手前で減速が甘くて前荷重不足気味のまま突入したら、奥で曲率が急に深くなっていて慌ててブレーキを引いてしまうと…最新クリンチャーのハイグリップコンパウンドならそのまま強引に前へ荷重をかけてラインを引き戻すことができるような状況でも、このタイアでそれをやると急にフロントのグリップがすっぽ抜けたような感じがしてラインが一気に外へ膨らみ、肝が冷える思いをすることはあります。一方リアはグリップ感が非常に掴みやすく、限界を超えた後一気にスパーンと流れるハイグリップコンパウンドとは違って滑り出しが穏やか。なのでリアの限界はとても掴みやすく、パニックブレーキでリアをロックさせても落車まで至った事は一度もありません。トレッドコンパウンドの限界の低さを感じてしまうことはありますが、どうしても扱い難いと感じたらフロントだけ23mmのCarbon/Criterium、あるいは25mmのArenbergに換えるのも手かもしれません。そこまでしようと思った事は私はありませんが。ウェットは基本的に走りませんが何度か土砂降りの中やシャーベット状の雪が残るダウンヒルをやらざるを得なかったことがあったので感想を記しておくと、速度を抑えている限りグリップに不安は感じませんでしたが、そういう路面ミューが特に低い状況下でハイペースで走るとなると、さすがにコンパウンドの柔らかいハイグリップタイアについていくのは難しいんじゃないかと思います。

・乗り心地/軽快感

同じ350TPIケーシングのRecordをベースにしているだけあって、最高レベルにあると思います。FMBやA.Dugast、ChallengeのSetaを使った経験はありませんが、コットンや化繊混ケーシングのTUタイアにおいては耐久性・軽快感・振動吸収をこれほど高レベルで備えているタイアは他にはないんじゃないかと思う位、まさに孤高の存在。あたりの柔らかさとコーナーグリップだけに着目すれば23mm以上にもっと高レベルのものがありますが、同時に明瞭なロードフィールと転がりの軽さでExtremeに迫れるタイアには未だ出会えていません。もしあるならぜひとも教えて欲しいくらい。別途レビューしますが、Challenge Criteriumの23mmもロードフィールと軽快感では同レベルには達していませんでした(setaならあるいは…)。

・製造品質

現在もっとも心配しているのがこのポイントです。性能的に影響が出てくるところまでは達していませんが、サイドのラテックスコート塗りの丁寧さ、トレッドゴム接着、全体的な真円度などに徐々に翳りが見えている気がします。価格的には超まではいかなくとも高級TUに入るモノなので丁寧な仕上げを望みたいところですが、ChallengeやVittoriaと比べるとやや雑です。哀しいかな、現在のイタリアンハンドメイドはタイのハンドメイドに水をあけられつつあると感じてしまいます。無くなって欲しくないタイアなのでこの先もできるだけ買い支えたいと思いますが、それには品質と性能の維持が絶対条件になります。

・総評

走って軽く乗り心地も柔らかい、コーナーでのコントロール性も高く無闇にパンクに怯える必要もない、と本当に自分には理想的なタイアです。Michelin Pro3、Power Comp、GP4000S2、Hutchinson Atom、Vittoria Pave Evo CG、Corsa Evo CX2、Challenge Criterium、Schwalbe Ultremo等々、高性能クリンチャーもチューブラーもチューブレスにも手を出してみましたが、乗っていて気持ち良いという点では今でもこのタイアが一番です。このタイアがなくなってしまったら…現在4セットあるカーボンTUホイールを全て叩き売り、ヤケを起した挙句にLWのクリンチャーを買って二度とTUには戻らないかもしれません。ぜひとも末永く作り続けてほしいです。

価格評価→★★★★★(決して高くない)
評   価→★★★★★(どうか今後も品質の保持と存続を)

年   式→スタンプによると2010~2015
カタログ重量→ 220g (実測重量 230~240g、イタリアンクオリティw)
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