購入価格 ￥4980
かなり昔からある製品で、この分類のアイコンの写真にも使われている
ポピュラーな製品なのに、レビューがないようなので投稿しておきます
輪行袋というのは、意外とレアアイテムのようで、重量を気にする
road乗りの携行率は低い。仕事の関係で、緊急呼び出しが掛かる
ことがあり、不承不承携行している
当然、一番軽く携行しやすいものということで、285ｇの本品を選んだ
輪行袋は、エンド保護のための金具などが必要なく、持ち運びが
楽な《倒立収納型》と、エンド金具が必要だが電車内に
持って入りやすい《縦収納型》があるが、この製品は前者のタイプである。
輪行袋に付属の説明書
不精な性格なので、雨でぬれても大丈夫なように説明書の防水（パウチ加工）
だけはしておいたが、中身はろくに読まないまま携行しているだけだったが、
このたび、めでたく？使う機会がやってきた。
呼び出された当時走っていた場所に近い私鉄の駅前で、はじめて
この説明書を読みながら収納したが、10分ほどで無事収納することが
できた。ただし、この説明書が無いと少し手間取るかもしれない。
購入されたら、防水のために、ガムテープと同じ幅の透明なビニールテープを
裏表を隙間なく貼っておくか、私のように、説明書をパウチしてしまうことを
お勧めする。少し重みも増すので、風で飛ばされにくくもなって好都合である
電車内への持込は問題なかったが、やはり、かなり場所を取る。
一番混む朝、下り方面の電車のみ利用するようにして、空いている列車を
選べば、これでもまあなんとかなるのでは？と思うが、車両の横幅の半分以上を
占めてしまうので、輪行をお考えの方で、《痛勤》電車にお乗りになる方は
重量と運搬手段が問題になるが、保護金具を使用して、縦型のものを使った方が無難である。
夜行バスや飛行機輪行、どこかホテルを基地としてイベント参加などに利用される
のなら、フレーム輸送用の段ボールやハードタイプのバックも検討してみた
方が良いだろう
メーカーからは、SPDタイプのペダルならそのまま入るという情報が
出ているようだが、あまり厚手の生地ではないので、袋が破れるのを
防ぐために、ペダルを外して入れるのが無難だと思う。
ペダルがアーレンキーで外せないタイプならば、軽量の輪行用の
ペダルレンチ（この製品の外袋の中に一緒に収納可能）を用意する必要がある。
ペダルを自転車屋にセットして貰ったままの方は、かなり高いトルクで
締め付けられている可能性が高いので、大きなペダルレンチを使って外して、
グリスでも塗って、輪行用のペダルレンチで締めなおしておくことをお勧めする。
同じく、メーカーサイドの情報として、『サドルからBBまでが800ｍｍ位までの
フレームなら、サドルを下げずに収納できます』と書いてあるが、最近、体格向上が
著しいので、男性の半数はサドルを下げないと入りません。アーレンキーは必須です。
本品はボトルゲージに収納可能だが、サドルの後ろ側にセットするミノウラなどの
ボトルゲージを利用する場合、どうしても飛ばされやすいので、外袋のひもと
サドルのレールをワイヤー錠などで結んで置くことをお勧めする。（脱落経験あり）
ボトルゲージに入れたくない場合、本製品の外袋の形状を変えた、
『ポケッタブル輪行袋』というウエストバックタイプの新製品も
あるようなので、検討されたし。
http://www.wizard01.com/parts/detail01_4.htmlここまで細々書いておいてなんだが、出先のコンビニ等で70Lの大型ゴミ袋
（一般家庭用は20L）を調達すれば、フレーム、ホイールを別々に入れて
電車に持ち込むことも可能であるらしい。（自分ではやったことないけどね）
価格評価→★★★★★(輪行バックとしてはかなり安め）
評 価→★★★★☆(取扱説明書を無くさないように配慮が欲しい）
カタログ重量→285g
