購入価格 ¥3,000くらい
(Mサイズ 330mm)
携帯ポンプの断面は円じゃなきゃいけないって誰が決めた?と思わせるその名の通り楕円形の断面を持った携帯ポンプ。
この手のアクセサリー類は、売り場でTOPEAKとBBBで張り合っているようだが携帯ポンプで評判のTOPEAKと比べると果たして。
通常の携帯ポンプと比べると薄くて幅広な形状。
ポンピングの際のグリップは、最近の製品ということもあってかT字型にすることも可能。
米/仏式対応で口金にはバルブのロック機構付き。
アルミ製のバレル。
最大空気圧はS-100psi/7気圧、M-115psi/8気圧、L-125psi/9気圧とのこと。
自分が購入したのは、Mサイズで30cmちょっと大きめ。
ブラケットは付属せず、付属品のマジックテープにてトップチューブやダウンチューブに取り付け。
ポンプ本体の裏側が凹んでいるため、よほど凝ったチュービングのフレームで無い限りはフィットするはず。
実際の使用感としては、通常の携帯ポンプよりやや大きめということのあって低圧ではスムーズに空気が入る。
だが、5気圧を超えた辺りで口金から空気が漏れ始める。
またバレル自体もかなり発熱するので、グローブを着ける事推奨。
それくらいの空気圧ではポンピングはそれなりに重くなるが、できないほどではない。
しかし前述の通り、口金から空気が漏れるのでそれ以上空気圧を上げることは期待できない。
残念ながら5気圧がいいところでカタログスペックには程遠い。
ただし、自分の場合はネジ切りのされていないバルブのミシュランのチューブを使用しているが、パナのようにねじ切りしてあるバルブなら違った結果が出るかもしれない。
見た目は悪くないと思うが、いかんせん空気が十分に入らないのは大きな欠点。
5気圧入れば自転車屋やガソリンスタンドまで自走できるが、ロードバイクの空気圧としては心もとないのもまた事実。
価格評価→★★☆☆☆(携帯ポンプで\3,000はちと高い)
評 価→★★☆☆☆(最低限度の能力はあるけど、カタログスペックに期待して買った身からすると)
<オプション>
年 式→2009
カタログ重量→107g