購入価格 ¥1.430+税(あまぞん)
購入したのは随分前に遡るが、先日サイクリングを予定していた日に大雨が降ったので、思い出したように読んでみた。
あらすじはこう
おっさん(神音大作)が、思い立ったが吉日と、ヒルクライムを中心に競技自転車に手を染めてゆく。
ある日、新たなチーム員として、友人の自転車を譲り受けた松尾礼二(19)が加わり、主人公二人の観点より成り立つ物語なのだが・・・
ある日、大作は何故か自分の娘と礼二が、路チューしている現場を見てしまう。ここから事態は急展開。
自転車好きなら誰でも親しめるような表現と、時折描写される人間臭さ、みたいなのが、ヒルクライムを通して鮮明に描かれる。
小説や活字の苦手な自分でも、3時間足らずで読んでしまった。
峠好き、坂バカでなくとも、ここのレビュワーにならみんなに読んで欲しい、そんな一冊だ。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★