以前、ロードバイクで車道を走行中、ずっと先のほうで赤信号になったのだろう、右側を通過するクルマの流れが遅くなった。
そして私の前で道がふさがれた。クルマの一台が、路側帯を覆うようなかたちで、ギリギリ左側まで寄って停車しているために、自転車が先に進めないのである。
たまたまそういう位置に停車してしまったのだろうと思い、仕方なくそのクルマの後方で停車。そのクルマがいなかったら、ずっと遠く、交差点近くまで行けたのに。まあ、しょうがないか。
やがて信号が変わり、クルマは次々と発信。私も前に進む。そして数分後・・・また信号が赤になったのだろう。クルマは次々とスローダウン。
そしてまたしても私の前で道がふさがれた。見ると、先ほど路側帯を覆ったクルマが、またしても同じように「とおせんぼ」をしている。明らかに、自転車に乗っている私に対する嫌がらせなのである。もう宣戦布告しているのである。「お前、絶対に前に行かせないぞ」という敵意のかたまりなのである。
自動車教習所では「左折時に自転車を巻き込まないようにするために」という理由で、あえて上記のような「とおせんぼ」を教えているところもあるとのことである。信じられない話である。
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