購入価格 ¥500(←買った値段忘れたので定価。二つセット)
かつて魏の武帝は、真夏の行軍中、渇きに飢えた将兵たちにこう言った。
「者ども、いま少しの辛抱だ。この先には、梅の林があるぞ」
それを聞いた将兵は、梅の実を思い出し、口の中に唾液が涌いたお陰で、無事水のある場所まで辿り着けたと言う。
そして今minoriは魏武に倣い、渇きに飢えたCBNの常連たちにこう言うのだ。
「者ども、いま自転車には、数多くのアルマイトパーツがあるぞ」
それを聞いたアルマイティストは、涎を垂らしながら我先にとショップで、或いはネットで注文するに違いない。
てなワケで、アルマイティスト垂涎、小物中の小物(悪い意味ではない)のひとつをご紹介。
A&F(エイアンドエフ)から提供されている、結構古くからある(らしい)定番パーツ、アルミ製のバルブキャップ。
レッド、ブルー、パープル、ピューター、ゴールド、シルバー、ブラック、そしてピンクとグリーンの計9色が展開されており、好みに合わせて選択が可能。
また、気分によって色を換えてみるのも良いかもしれない。
ご覧の通り、内側のネジ部まで着色されているこのコダワリ……いやむしろ、ネジ部を着色しない方が手間かかるんかな(汗)。
形は多分、rcman氏がレビューされた、
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5439&forum=47 とまったく一緒と思われる。
仏式だけでなく、米式も用意されており、以前notti氏がレビューされた、
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=6523&forum=91 と組み合わせれば、生粋のアルマイティストならば、水分無補給で100kmは軽く走破出来るに違いない(無理無理)。
樹脂製のキャップだと、いつの間にか割れていたり、自分探しの旅に出てしまったりするが、これならキッチリ閉めておけば、まず無くなる事はあるまい。
万一なくなった場合、結構ダメージ大きいかも。
コイツを締めていると、不思議とバルブ周りがキリリと引き立つのが面白い。
ハッキリ言って、見栄え以外にはほとんど何も寄与しないが、それでもアルマイティストの存在意義と申しましょうか、プライドと申しましょうか、そんなアレを満たすには、持って来いのパーツの一種と言えるだろう。
でも、アルマイティスト以外には、あまり意味のないパーツなんだろうなやっぱり……。
価格評価→★★☆☆☆(一個エエトコ150円ぐらいかなぁ)
評 価→★★★★★(あっはっはー)