購入価格 ¥2,721
安価で、そこそこ使えて、その辺のホムセンや家電量販店で手に入るハンディライト、と言えばGENTOS。
その最新シリーズ(2010年5月現在)。「Dominator」シリーズと言うことらしい。
その中で公称120ルーメンの明るさを持つ末弟モデルがDC-100F。
120ルーメンなのにDC-「100」Fとはこれ如何にw

布ケース、ストラップ(及び試用電池)が付属。

色はシルバーなわけだが、SG-305のような銀系では無く軽くゴールドが入ったような感じ。
「高級感プ」と言う印象(最近仕事が忙しくて心が荒んでいますw)
性能としては、3AAA(単4×3本)を使って、実用点灯約7時間と言うこと。
絶対的明るさと使用電池と公称ランタイムは、同社のSG-305/SG-355Bと微妙に被る気がする。
まぁ、これが自転車用ライトとして、と言う事であれば被るが、単なるフラッシュライトとして、
と言う事であれば、細かいラインナップになっていることは悪いことでは無い。
と言うわけで、最近レビューしたばかりのSG-355Bと比較。

一回りくらいはでかい。てか、太い。
なんで同じ電池でこうなるのか分からんが、あまり小さすぎても「手持ち」では使いにくいわけで、
そう言う意味では間違ってはいないだろう。
で、一回り太くても、ブラケットはSG-355Bと一緒。
ホルダー部はTOPEAK TMTR-2CでOK。
色がシルバー系なので、MINOURAのBH-100を使ってみた。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=6345&forum=81#forumpost10669
が、色合いが違うのであまり似合ってないw
あとは、自転車流用ライトヲタにとっては神様仏様ユニコ様のバイクライトホルダー。

まぁ、これが使えないライトはあんまし無いんだけどね・・・
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
モードに関しては、点灯・点滅・SOSを持っており、点灯にはスムースディマーコントロールなるものが用意されている。
スムースd(略)とは、点灯時にスイッチを長押しすることでどんどん減光していくシステム。
ある程度まで暗くなったら、最大まで戻り、又減光して行く。
ハンディライトとして使う分には、もしかすると便利なのかもしれないが、自転車流用時は不要と思う。
(OLIGHTのInfiniumシリーズも同様のシステムを持っている)
だから自転車用じゃ無いとあれほどry
さて実点灯。
まず、ライバルと言うわけでは無いのだが、同社のSG-355Bから。

対してDC-100F。

あれれ?120ルーメン?
ちなみにこれ、同じ時に撮っている。
従って条件は同じ。
フル充電のエネループ使用である点も一緒。
ただ、よくよく見て欲しいのだが、ごくごく中心はDC-100Fの方が明るい。
つまり、超スポット、って、そりゃ写真を見りゃ明白だな。
SG-355Bの照射角度は8°~30°。
対してDC-100Fの照射角度は10°~35°。
照射角度が広いはずのDC-100Fがよりスポットなのは何故なのだろうか・・・
無論、フォーカスコントロールして多少広範囲に照射してあげれば良いが、今度は平均照射となり、
絶対的な明るさが不足する。
一応ランタイムも計測してみた。
2時間半から落ち始め3時間半で豆電球。
これ、どこかで覚えがある。
そう、SG-305と同じ傾向だ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
はっきり言えば、このライトは単体では自転車には使えない。
例えば、これ2灯でフォーカスコントロールして狭+広で使えば使えるかもしれないが、
別にそうまでして使うライトじゃ無い。
ま、あくまでハンディライトだ。
自転車に流用して文句言うなゴルァ!だけどな。
価格評価→★★★★☆ アラ100ルーメン級ライトが2,700円ちょいで買えるのは素直に安い。
評 価→★☆☆☆☆ 自転車流用の評価として。手持ちで使う人は好きに評価してくれ。