購入価格 ¥5000(中古)
もう終売して久しいと思われるが、ブロンプトンでニップルの折れが発覚し、急遽補修と振れ取りのため探したところ中古で売られていたので入手。
(箱はともかく中身は綺麗であった。)
対応ホイールは1~28インチということで、29インチは未対応、と云うのも時代を感じる。
私の記憶ではエントリークラスの振れ取り台だったと記憶しているが、かつて同価格帯のミノウラの振れ取り台を買ったものの、なんだか計測ポイントがズレまくるし、
使いこなせずに捨ててしまった過去があるので心配したが、結果的にはきちんと振れ取りできた
(ミノウラの台が、というより、当時の私自身のスキルによるものだと思われる)
一般的な台のように重量があって、置いて使うタイプではなく机などにクランプで固定して使用するタイプ。
支柱に取り付けたアームは取り外さず、先端の計測用のロッドのみ取り外せば簡単に収納できる。
畳むとかさばらないし、重くもないので日常的に使うことが少ない人間にはベストかも。
ただ、計測用のロッドはねじ込み式なので着脱は少し手間が掛かる。
支柱へのホイールの固定も、(実車のように)スキュワーやクイックリリースで止める仕様。
今回はブロンプトン後輪だったので、当然15mmボルトで留めて作業した。
全てがねじ込みなので1度合わせてしまえば狂いにくいのが利点。
支柱の幅は変更出来ず、130mmぐらいが取り付けしやすそうな作り(幅)で、支柱そのものはしなるので、取付は問題なさそうだが、
100mmとか74mmの前輪を取り付けようとすると、ちょっと大変かも知れない。
横振れは鉄製ロッドをリムギリギリまでセッテイングして、触れていれば音で判る。
縦振れはアーム先端に付いているプレートの角度を調節して行うが、こちらには固定具は付いてない。
センターゲージも付いてないので手組みのセンター出し等の作業はできない。
業務などで本格的(精度を出したい)に使う方、あるいは床に座って作業したい方には不向きかも知れないが、「ホイールがちょっと触れてきたので、ちょっと調整したい」ぐらいの用途には必要充分な振れ取り台だと思われる。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★