購入価格 ¥4347
pcd130のクランクをコンパクトクランクよりコンパクトにしてしまおうというチェーンリングです。
アウター50tで11-25tのカセットを使っていたのですが私の貧脚ではアウターで走っていると11、12辺りはあまり出番が無いのでその辺も活用したいと思いこのチェーンリングを購入しました・・・しかし48tにしても結局11、12tはほとんど使いませんでした(泣)。
それはともかくこのチェーンリングのレビューですが比較対象は105の純正チェーンリング(50T)です。
PCD130mmで歯数は48、対応チェーンはシマノの8、9、10速用です。カラーはシルバーとブラックがありますが私はシルバーを購入しました。外観は角という角は触れると手が切れそうにエッジが立っていて刃先はかすかな切削痕を残し鈍い光を放っています。
チェーンリングには小さく「48」と刻印があるのみでそれ以外はSuginoとも何とも一切書いてありません、これをシンプルで良いと見るか、ちょっと寂しいと見るかは人それぞれでしょうが私としては「Sugino」ぐらい書いといてくれても良かったんじゃないかなと思います。無骨で質実剛健なまさに「粗にして野だが卑ではない」チェーンリングという感じでしょうか(何か違うような・・・)。
重量は105より40g近く軽いです、持って比べてみても明らかに軽いのが分かります。見比べてみると外周のリング部やリング部と取付ボルト穴の所をつなぐ部分が105よりかなりスリムにできておりそれが軽量化に一役買っていると思われます。厚みは105よりやや厚いので105のクランクに付けるとクランクとチェーンリングの間に段差ができます。刃先形状は全周全く同じでシマノのような凝った細工は無く、変速を補助する物としては丸いピンが四箇所付いているのみです。
裏側の写真です。
105との比較写真です。上が105、下がスギノ。
105に比べて大幅に軽量ですが踏んでみた感じは特にたわむとかも無く、剛性不足は全く感じませんでした。そして肝心の変速性能ですが(クランク、インナー、FD、チェーンは全て105)50tと48tではインナー(39t)との歯数差が違うので単純に比較するのもどうかと思いますが、アウターからインナーへの変速は違いを感じませんでした、インナーからアウターは105に比べて若干モタモタする場面もありましたがこれもそんなに大差ないと感じました(しかしこれはチェーンに高いテンションが掛かったシビアな状況での変速をしていないのであまり差を感じなかっただけかもしれません)、よってレースなどには出たことが無いので競技で使えるかどうかは分かりませんが、ツーリング程度の用途なら全く問題は無いというのが感想です。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量70g)