購入価格 ¥2100
この「超簡易スタンド サドル固定タイプ」という名前はあさひさんが独自に付けたものだと思いますがパッケージには「Portable Bike Stand」と記載されています(台湾製です)。
このスタンドは「自転車はホイールをロックすればとても安定して駐輪できる」というGlennGouldさんが「パーキングブレーキ」のレビューで紹介された理論を応用した物だと思います(このことは「パーキングブレーキ」のレビューを読むまで私も知りませんでした、GlennGouldさん有用な情報を教えていただきありがとうございました)。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5937&forum=106&post_id=9932 部品構成としては下の写真の左からスタンド本体となる8分割されたアルミパイプの棒、スタンドとサドルレールをつなぐ黒いプラスチックのジョイント、そして地味ですがこれが無いとこのスタンドは使い物にならないといえるほど重要なパーツであるブレーキレバーを固定するベルト、それに収納袋が付属します。収納袋には2本ベルクロのベルトが付いていてサドルやシートポスト、フレームなどに取り付けられるようになっています。
使用方法は付属のベルトでブレーキレバーをブレーキを掛けた状態で固定しホイールをロックします。そしてサドルのレールにスタンドとなる棒を取り付けるだけというものです。
実際に使ってみると驚くほど安定して駐輪できます、サドルを持って軽く前後にゆすってみてもびくともしないといった感じです。しかしスタンドが横に結構大きく張り出すので場所をとるのが難点といえば難点です。
スタンドはジョイントにただ差し込むようになっていて容易に取り外しができますが、ジョイントは写真を見てお分かりのように装着する際にレールをレールの直径よりかなり狭くなったところを通過させないといけないので、取り付け取り外しにはかなり力が要ります。
よってジョイントは走行中に取れてしまうということは無いと思うのでサドルに付けっぱなしにしてスタンドのみを付け外しするという使い方が正規の使用法かもしれません(取説等は無いので良く分かりませんが)。
以前はスタンドを付けていないバイクで出かける際、駐輪する可能性のあるときはトピークのフラッシュスタンドを持って出かけていたのですがこの超簡易スタンドはフラッシュスタンドに比べて400g以上軽量で収納時の大きさも小さいのでこれからはこれを持っていこうと思っています。また複数台で使い回しする場合、ホイールサイズやタイヤの太さが違ってもスタンドの角度を変えるだけで対応できるのも良いと思います。
一見、右のレールでも左のレールでもどちらでも付けれそうな感じがしますがレールを掴むところとスタンド差込部に微妙な角度が付けられていてレールの傾きによってどちらかに限定されることが多いです。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆(ジョイントだけ補修部品として販売してくれたら★5個)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量133g)←収納袋込み