購入価格 ¥0(本屋で立ち読み)
ここのレビューを読んで、この本の存在を知り、偶然街の本屋にあったので、立ち読み。
自転車歴10年以上の自分としては、目新しい話はなし。
まぁ、当たり障りのない内容で、紹介してる自転車のメーカーも万遍なく、
自転車業界を敵に回しては自転車ライターはやっていけないのだろうなぁと泣けてくる。
でもね、読者としては業界の裏側みたいなのを読みたいわけよ。
あとは、ロードに乗ってる人が抱いているロードに対する幻想をブチ壊すような何かもね。
そういうのが、実際あるかどうかはわからないけど、自分たちよりはるかに多くの自転車に乗ってる菊地氏は
自分たちの知らない、ロードバイクの本質みたいのを知ってるはずで、そういうのを文書にして欲しかったと思う次第です。
でもねえ、立ち読みした身で言うのもなんだけど、あんまり出来が良くないよね、この本。
真ん中あたりに出てくる中級クラスのバイクの評価は、カタログ見て書いてるだけだし、
Q&Aも、菊地氏が質問考えて、答えを書いてるところが目に浮かぶしなぁ。
タイトルも狙いすぎというか、恥ずかしい。
表紙もひどくて、最初見たとき、どこの弱小出版社が出したんだと思ったほど。
(出版社はなんと、あの小学館です。)
下手に2010モデルの評価を入れたばっかりに、賞味期限は驚くほど短くなっている。
本当に編集者は何を考えてるんでしょうねぇ。
価格評価→立ち読みなんで無評価
評 価→★★☆☆☆ 読み物としてはエンゾのトンデモ本の方が面白いかも
<オプション>
年 式→2010年
カタログ重量→ g(実測重量 g)