(Deuter Cross Air 20 EXP 20+4)
定価: ¥11,550
deuterが云う、背面に隙間を設けメッシュパネルを張ることで最大限の通気性を持たせた”AIR”、ジッパーオープンで容量を増やせる”EXP”を兼ね備えた欲張りなバックパックです。
細かくマイナーチェンジをしていたようで、私が購入した2013年モデルの容量は20+4Lになっていました。
その後もカラーチェンジや一部の材質変更が行われていましたが、2018年時点ではカタログ落ちしています。
現在は『Bike I Air EXP 16』が後継の製品かと思われます。
左:Deuter Cross Air 20 EXP 20+4
(aircomfortシステム、2013年モデル)
右:Deuter Big Bike?
(aircontactシステム、20世紀モデル?)
容量と快適性が高いレベルで両立されていて、不満は殆どありません。
但し、その容量と快適性も完璧というわけではありません。
容量
バイク用としては比較的大容量であり、小物類は多く入れることが可能です。
しかし、小物以外となるとパッキングは少々困難です。
ノートPCとA4サイズのクリアケースを入れると、あまり隙間はありません。
サイドジッパーを開けて4L分の容量を拡張しても、小物は追加で入りますが小物以外は入りそうにありません。
ポタリング用途では問題無いでしょう。
快適性
以前使用していたモデル(aircontactシステム)に比べると背中の蒸れは軽減しましたが、カタログに記載された”発汗が最大25%抑制”というほどの効果は感じられませんでした。
deuterの”AIR”(aircomfortシステム)は、バックパックと背中の間に空間をつくり、左右・下の3方向から熱気を排出するというものです。
しかし、バックパック上方(バイク乗車時は前方)に開口部が無く、熱気や湿気の換気効果が発揮されるかは疑問です。
ポタリングではなく、より前傾姿勢をとった高速走行では換気効果があるのかもしれません。
使用後の手入れ(汗拭き等)は楽になりました。
ポタリング用途のバックパックとして、第一選択になりうるものと思われます。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→2013年
カタログ重量→1120g
【参考】
2013年モデル
https://web.archive.org/web/20130912043702/http://deuter.com:80/jp/JP/product/428-447/32091/CrossAir20EXP.html2014年モデル
https://web.archive.org/web/20141229094204/http://www.deuter.com:80/JP/jp/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/cross-air-20-exp-32094-447.html2015年モデル
https://web.archive.org/web/20150406010446/http://www.deuter.com:80/JP/jp/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/cross-air-20-exp-32094-447.html2016年モデル
https://web.archive.org/web/20160402163738/http://www.deuter.com:80/JP/jp/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/cross-air-20-exp-32094-447.html