購入価格 ¥6,400 (wiggle)
ノグのワイヤレスサイクルコンピューター。
これまでサイコンは猫目しか使ったことがなかった自分だが、
STRADAで2個続けてハズレを引いたため、気分転換にお試し。
○独特の雰囲気
○取り付け簡単
●デカい(53x51x40mm)
●高い(国内では¥12,000程度)
公式でタッチスクリーンを謳っているが、ボディー全体が
スイッチになっているだけで、理屈は猫目のSTRIDAと同じ。
「工具不要」やら「ステムマウント可」辺りも他メーカーで
既に実現されていて、今更売り文句にはならないと思う。
シリコンボディによる独特な雰囲気はいかにもknogらしく、
ケイデンスってナニ?ハートレートって美味しいの?とでも
云わんばかりの割り切った点がシティサイクルに良い感じ。
「力を抜いて、気軽にだけどちょっと便利。」ここだけ同意。
使用前は速度表示が速度変化に応じて上下スクロールするのは
煩わしいかと予想していたが、これは思いの外見易くて良いかも。
knog製品全般に云えるが、取り付けが簡単な分、盗まれるのも
簡単なわけで、人目を引くデザインも相俟って自転車から離れる
際には毎回忘れずに取り外して持ち歩かないと個人的には不安。
既に紹介されているN.E.R.D.9に加えて、
・マルチセレクト(2台の異なった自転車のデータを記憶可能)
・1日あたりの走行距離
・ディスプレーバックライト
の3機能がある。
2台の自転車間で使い回すにあたって、ブラケットの類が無く、
フックを引っ張って掛けるだけで簡単に脱着できるのは便利。
ちなみに(wiggleには無い)別売のトランスミッターを国内で
購入すると3,000円以上するため、手持ちの猫目マグネットを
使い回し、本体とトラスミッターを付け替えて使用中。無問題。
1日あたりの走行距離は内臓時計で0時に自動でリセットされる。
意外と面白いと思うが、通常のトリップメーターが最高速度や
平均速度と一緒にリセットされてしまうので、もう1個独立した
トリップメーターがあった方が個人的には便利だったかも。
ディスプレーバックライトは使えないわけではないが、夜間に
こまめにディスプレーを見ることも無いので、まぁオマケ程度。
当然ながら防水設計。常識的な人は乗らないであろう大雨の中
でも普通に使っているが、ここ数ヶ月では特に問題無いようだ。
現在シティサイクルと小径シングルで使っているが、たまに
それらでは考えられないトンでもない最高速度(50km/hなど)
が記録されていることが有る。
セッティングには自分なりに気を配っているつもりなので
計測ミスかと考えているが、引き続き検証したい。
価格評価→★★★☆☆ (国内価格なら★)
評 価→★★★☆☆
年 式→ 2009年
カタログ重量→ 45g(実測重量43g)電池込み
+トランスミッター(実測26g)電池込み
(撮影が下手で遠近法気味)