リンドグレーン作、ヴィークランド絵、山室静訳『ロッタちゃんとじてんしゃ』偕成社、初版発行1976年4月。2009年33刷。本体価格1,600円。
あたいロッタ。すえっこのみそっかす。じてんしゃにのれるのよ、ひみつにはね!
絵本です…パーツレビューからずいぶん外れているような。
でも自転車が出てくるし。ロッタちゃんかわいいし。
管理人とレビュワー諸氏と閲覧者の皆様のご寛容をお願いする次第です。
■体裁 ハードカバー、サイズ29×22センチ、糸かがりとじ、32P
■感想 スウェーデンの名作というか古典絵本。ロッタちゃんシリーズの一冊。
映画もあり、DVDにもなっているらしい(今度借りて見てみよう)。
http://www.asmik-ace.com/LottaPaBrakmakargatan/ぶちゃむくれでむちむちのロッタちゃん(5さいになりたて)が、相棒バムセと自転車をマスターし縦横無尽の大活躍。
というか落車2回。うち1回はバラのしげみへ。いてて。おいおい泣くロッタちゃん。
本書からは自転車選定時における適正サイズとダウンヒル時における制動の重要性を挙げることができよう。
(大きすぎるのはダメヨ)(ブレーキかけないとダメヨ)
表紙は赤い自転車(ちゅうぶるのセコハンだけど、カッコイイ!)に乗ってゴキゲンなロッタちゃん。
ブレーキレバーがついてないのはあれか、ペダルを逆に踏むと止まるあの仕組みか(名前失念)。
荷台にむぎゅっと挟まっているかわいそうな物体は、ブタではなくクマのバムセ。
得意げなロッタちゃんのこの顔だけで、きゅんと来ます。
舞台の街並み(やかましどおり…どんな名前や)も美しくてステキ。
初めて自転車を手に入れた/乗れた感動を再びあなたに。
原題はVISST KAN LOTTA CYKLA by ASTRID LINDGREN & ILON WIKLAND.
価格評価→図書館で借りたので評価なし
評 価→★★★★★面白かったです お近くの図書館でぜひ
やや長いので読み聞かせるとくたびれた。こどもに渡すなら自分で読めるようになってからが吉か