ハチ刺され
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あれは、昨年の10月初旬の土曜日の事。 その日はいつもより乗り出す時間が遅かったため、某サイクリングロードで60kmくらい走ってこようと思い家を出た。
そして何事も無く折り返し地点が見えた頃、突如視界の左下の隅に黄色っぽいものが映った。 次の瞬間、唇付近に何かが激突・・・と思ったんだけど実際は唇に取り付いていた。 想定外の出来事に一瞬フリーズ! そして唇付近に鈍い痛みを感じたような気がした。(実はよく覚えていない) なぜかその時は「噛まれた」と思い、とりあえず自転車を止め(この時ビンディングを解除するのを忘れコケそうになったのは内緒)右手でハチと思われる生物を鷲掴みにして右後方に投げ捨てた。 そして「噛まれた」と思った部分を軽く噛んでいると次第に腫れてくるのが分かり、やはり「刺された」のだと自覚。
折り返し地点ということで家から一番遠い所だが迎えに来てもらうより自走したほうが早いと判断。 幸いにも痛みはそれほど感じていない。 ただ唇が腫れているのはみっともないので、そこは軽く噛んで周りから見えないようにした。 そしてハチに刺された直後にこんな運動しても良いのか?と思いながら、おそらくは過去最高であろうというペースで家に帰ってから医者に行った。
たまたま待ち時間がほとんど無く(普段はしばらく待つのだが)すぐに診察してもらいました。 その時「ハチに刺されたみたいで」とマスクを外した瞬間看護士さんが笑ったのは見逃さなかった。 そしてその後しばらくマスクを手放せなかったのは言うまでも無い。
この時刺されたハチは鷲掴みにした時の大きさからスズメバチの類と思われるが、確認するのを忘れた。 そして最初「噛まれた」と思ったのはアシナガバチに刺された時ほどの激痛を感じなかったためで、後で知ったのだがスズメバチよりもアシナガバチのほうが刺された時の痛みは強いらしい。
今思い起こしてみるとハチははじめから唇に取り付くつもりで来たように思えるが、いったい人の唇を何だと思ったのだ?
そして今現在も唇付近に虫が当たるたびビクついているのも内緒である。
評 価→☆☆☆☆☆(二度としたくないってか次刺されたらヤバイ?)
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