購入価格 ¥1,201(BH-100M) ¥1,131(BH-100S)
ミノウラ発のニューボトルケージホルダー。
BH-100Mは28mm~35mm、BH-100Sは22mm~29mmまでをカバーする。
ミノウラのWebサイトに載っている言葉を借りてみよう。
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従来のBH-95Xに採用していたステンレスバンドは,ひとつのサイズで22~35mmまでをカバーできる非常に使い勝手のよい機構でしたが,その装着には若干のコツが必要であり,また工具を必要としたため,不要時に気軽に取り外すことはできませんでした。
今回新開発したクイッククランプは工具なしで簡単に取り付け・取り外しができるため,必要なときにだけ素早く予備ボトルを装着することができます。
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あの、ブラインドでのボルト穴探しを要求される、悪評高いステンレスバンド締め方式に関して、
コツが必要であったと認めている。
その上でこの製品を開発したと。
ミノウラは、このようなユーザーの声を聞いて製品を改良していくところがある。
これはとても好感の持てるところである。
さて、製品レビューに戻る。
クランプ稼動部をボルトで調節することで、締め径を変化させることができる。
写真ではBH-100Mを例に取るが、
これが28mm側、
これが35mm側。
但し、構造上、締める際にクランプで作る円が楕円になること、あるいは材質に柔軟性が無いこと、
等の理由で、必ずしも35mm径なら何でも締め付け可能と言うわけでは無いと思う。
31.8mm径までしか確かめていないので何とも言えないが。
ただ、現実には34.9mmのシートポストに取り付けするのが最大径と思われるので、問題は生じないかもしれない。
(何故かwサスペンションフォークに取り付けたい、なんて場合はあるかもしれないが)
実測重量はボルトと保護ラバーを含めてMが79g、Sが78g。
メーカー発表よりそれぞれ1g少ないが、と言うことはウチの秤が狂ってるんだろwww
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実際に装着してみたところ。
恐らく、一番要望が多いであろうハンドルバーへの装着。
ミノウラには、極めて頑強で優秀なボトルケージホルダーであるQB-90があるが、
あれは残念ながら取り付け径が22mmと25mmに制限されていた。
(無論、いろいろ手を尽くすことでOSハンドルにも装着可能ではあったのだが)
今回のBH-100は、特にMにおいてOSハンドルをカバーすると言うことで、とても使いやすくなっている。
又、シートポストにも装着可能。
BH-100Sを使用し、SP-6600(27.2mm径)に装着したところ。
角度変更は12度毎。
ブラケット側と台座側が刻まれたノッチでかみ合う。
ただ、お気づきになった方もいらっしゃると思うが、12度毎と言うことは90度にはならない。
すなわち、完全にシートポストと同軸方向になることは無い。
84度か96度と言うわけだ。
必ず多少右か左にヨレると言うわけで、気になる方は使わない方が良いだろう。
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機能的には問題が無いのだが、些かいただけないのはその配色。
銀・赤・白、特に赤が致命的に田舎臭いw
白にしておくとか赤・白じゃなく黒にするとか、いくらでもやりようはあったであろうに。
ちょっとデザイナーの感覚を疑ってしまう。
製品としては正常進化してると言えるだけに、ここは残念。
あと、販路限定商品と言う事でデパート・ホームセンター・量販店などでは取り扱いしていないそうだ。
入手手段が限られると言うのは如何なものか、と言うか、何の為に限定するのかよく分からんわ。
価格評価→★★★★★ 安いわけじゃないが、高い!と言う値段じゃないから5つでいいや。
評 価→★★★★☆ 配色がキモいwのと販路限定で1つ減。