購入価格 ¥28,000
TREKのパーツブランド『Bontrager』が放つ、ロードバイク用のキャリパーブレーキ『Speed Limit』。
昨年の夏前、須磨のトレックフラッグシップストア神戸にて購入した。
当時、国内入荷数が少なく、在庫が尽きたら次はいつ入るか分からないと言われた代物だが、現在はどうなんだろう?
ブラックとシルバーの二種類があり、ブラックは質実剛健といったイメージだが、シルバーはメッキの様に見えて、なんとも安っぽい雰囲気。
無骨な造形でありながら、動きは意外と軽くてスマート。
コンポーネントは105の通勤用エントリーモデルに装着。
メーカーによる公称重量は270g(ペア)と、デュラエースよりも軽く、制動力もデュラエースとアルテグラの中間とされている。
デュラエースは使用したことが無いので比較は無理だが、アルテグラには及ばないまでも、肉薄した性能はあるように感じられた。
しかし、これはシューが影響しているのかも知れない。
途中の雨の降り出しも考慮して、ブレーキシューはSWISSSTOPのFLASH-PROに換えてある。
ベショベショになるほどの大雨で乗り出したことは無いが、パラパラ程度の雨ならば効きに問題は無く、特に不安になることもなく減速・停止することが出来た。
多少の雨でも、普通に使える普通のブレーキと言えるだろう(多分標準シューでも)。
一応、マドン5.5に装着されている(いた?)ブレーキであることだし。
変わったパーツを好む方や、アンチシマノ・アンチカンパの方には、一考する価値があるかも。
ただし、入手性を考慮する必要があるが。
これの上位機種に、カーボン製で220g(ペア)の『XXX』がある。
500組の限定販売だそうだが、果たして……?
価格評価→★★☆☆☆(定価売りってのがねぇ……)
評 価→★★★★☆(予想以上に効いて驚き)