購入価格 ¥147,000(LORO)
折り畳み自転車の中で今一番気に入っているのがこのTikit。
他にもBROMPTONがあるのだが、最近折り畳みで走る時はこちらばかりになっている。
tikitには数種類あるのだが、購入したのは最もベーシックなモデルとなるモデル。
国内では吊るしとして売られている唯一のモデルである。
ベースモデルは8S、グリップシフトと一般的な構成だが、他にも外装+内装やインター8仕様、カプレオ仕様もある。
個人的にはそこまで求めていないし(それならロード乗る訳で…)、気軽に町の中をフラフラと走る為に買ったのでベースグレードで十分だと思う。
さて、Tikitの特筆すべきはその折り畳み速度。
ワイヤーを使ったハイパーフォールディングは5秒で折り畳みから展開、又はその逆の作業が出来る(らしい)。
しかしながら購入したものは普通の折り畳み構造の為、ハンドルポストは螺子で締め込むタイプである。
それでも慣れていれば30秒もかからないだろう。
…とまぁギミックとしては昔の変形するようなロボットアニメのような感じで、個人的には面白いと思っている。
大抵初見の方は何故かウケるのだが、それはともかくとしても折り畳みに関しては良く出来ていると思う。
乗り味としてはクロモリフレームという事もあり、全体的にしなやか。
他にも何台かアルミフレームの折り畳み自転車があるが、それよりもずっと乗り心地は良いと思っている。
走りに関しても適度なギア比で坂も普通に上れる。
場合によってはチェーンリングの歯数がもう少し多くても良いかもしれないが、特段変更する気も無い。
そもそも激しくダンシングして走るような自転車ではないのだから、吊るしの状態でも十分だろう。
16インチながらW/Oという事もあり、町を走る分には十分。
しかしながらタイヤの入手はかなり困難で、普通の店先には並んでいる事は無いだろう。
その辺りは不便と言えば不便だが、それ程大きな問題ではないと思う。
シートポスト部分に亀裂が入るという事例があったが、現在はサブフレームを入れて対策されている。
価格からすればおいそれと手が出せる物でもないが、まぁ乗っていて楽しいと感じているし、それなりに満足している。
価格評価→★★☆☆☆(ベースでこの価格。手は出しにくいだろう)
評 価→★★★★☆(とりあえず乗っていて気持ちいいし楽しい)
<オプション>
年 式→2009
カタログ重量→11.1kg