購入価格 ¥2,100(Y's Road 越谷レイクタウン)
カーボンファイバー製ハンドルと、チタニウム合金製ボルトを組み合わせた携帯工具。
カーボンハンドルにチタンボルト。
ぬこにマタタビ、mascagniにチタン・アルミ・カーボン・クロモリと言う諺があるが(ねぇよw)(なげーよw)、
その割にはイマイチそそらない外観である。
PEDROSのロゴが安っぽく見えることもあるし、カーボンハンドルがグロスで滑らかに艶々に仕上げてあるからでもある。
カーボンは無骨なマットの仕上げの方が好きだ(好き嫌いを語るなw)。
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工具にはノッチが付いておらず、最初は一体どうやって引っ張り出すんだ?と思った。
3分ほど弄んで逆側から押し出してやればいいのだ、と気づいた。
すなわちこういうこと。
ピンポイントで一つの工具を引っ張り出したりは出来ないと思って良い。
使うときは全展開してから工具を選ぶような使い方になる。
工具自体が小さいので、全部引き出してから、使わない部分は延長グリップ代わりに使えば良いので、
それはそれで良いのだが、工具の引っ張り出し方としては、些か使いづらいと言わざるを得ない。
工具内容は、アーレンキー(2、3、4、5、6mm)、マイナスドライバー、マビックスポークレンチ(M7)。
MAVICのインテグレーテッドニップル(M7)用のスポークレンチが付いているのが不思議。
何故にMAVICなんだろか。
スポークレンチを付けるなら、DTやホイルスミス用の3.2mm幅、あるいは#14・#15用の3.4mm幅にするのが普通と思うが。
工具内容に反して軽量であることはウリ。
公称82g、実測84gである。
カーボン+チタンが生きていると言える。
まぁ、84gが160gでも大して変わりはしないがw
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先日、ちょっとメンテをする機会があったので(グリップ交換、シートポスト交換、サドル交換)、
これ1本で全部やってみた(一部2.5mmを必要とするところがあったので、そこはWERA)。
無論、WERAやPBの精度はあろう筈も無く、そこそこアソビもある。
でも、押し8回し2の基本を守っていれば、舐めることもなく使用でき、ちゃんと上記メニューをこなせた。
使った感覚としてはTOPEAKのツールに近い精度かと思う。
と言うことは、携帯ツールとしてならば十分使い物になる、と言う事だ。
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そもそも自分は携帯工具は山のように持っておりw、今更買う必要など無いのだが、
この値段と内容に惹かれて思わず店頭IYHである。
何となれば、この携帯工具、定価は¥9,240もするシロモノなのだ。
やるじゃない、Y's Road 越谷レイクタウン(ちなみにまだたくさんあったヨ)。
価格評価→★★★★★ 無論5つ、と言うかY's越谷レイクタウン店に対して5つ。定価なら1つw。
評 価→★★★★☆ 十分使えるし、コンパクト・軽量。MAVICスポークレンチが意味不明なので1つ減。
※ なんだかんだ言いながら、現在「さけのさかな」としてマイ食卓周りに転がしてあるのは内緒の方向でw