購入価格 ¥15120(国内価格です・Wiggleでは11000円前後でした)
初レビューです。非常に感動したペダルなので投稿させていただきます。
★過去のペダル歴について
①SHIMANO SPD-R540・・・着脱しにくく、デザインも不満でした。
②LOOK PP-396・・・着脱は小気味よく、気に入って三年ほど使っていましたが、フローティングクリートで使用していたにも関わらず、一昨年より左膝に痛みを感じるようになりました。そこで昨年、膝への負担が少ないと評判のTimeに交換。
③TIME RXS RACER・・・PP-396より100gほど軽く、軽量ペダルは回しやすいことを知りました。足の可動範囲が広く、膝の痛みがなくなりました。ただ、フロートしすぎるというか、足がペダル上で滑ること(後輪がスリップした?という感じになります)が気になりました。何よりも先だってのレビューにあるように、着脱が非常にしにくく、長く使う気にはなりませんでした。
というペダル歴の上で本ペダルをレビューします。
KeoシリーズやSPD-SL、SPEEDPLAY等は使用したことがないので、説得力に欠けるかもしれませんね。
★着脱について
着脱が非常にしやすく、本当に感動しました。
このペダルの最大の価値で、最大のおすすめポイントです。
これよりも着脱がスムーズなペダルはないのではないか、と思います。
「足を踏み込んではめる」ではなく「足を乗せるとはまる」感覚です。
あるブログで「手でもクリートをペダルにはめられる」とあり、実際やってみるとそのとおりでした。
特徴的なのは、ペダルのクリート保持部分が通常時は開いている点です。赤色のトリガーにクリートが軽く触れるだけでクリート保持部分が閉まります。他のペダルのように、閉じているクリート保持部分にクリートをぐりぐり押し込んでいくわけではないので、足を踏み込む必要がありません。
はまる際の音も「パチ!」と控え目です。
外す際も足首を特に大きく捻る必要もなく、スムーズです。
★フローティング機構について
いまのところ、RXSと同様に膝の痛みが出ていません。
嬉しかったのは、RXSのような足がペダルの上で滑る間隔がないことです。RXシリーズのようなフロート感を求めている方には期待外れかもしれません。
★デザイン・質感について
デザイン・カラーリングは個人的には気に入っています。
が、白い部分はあっという間に汚れていきます。しかも汚れが落ちにくいです。気にされる方はブラックカラーのモデルをお勧めします。
質感は樹脂性のためかチープです。PD-7810のような金属の光沢感・重厚感はありません。
★クリートについて
調整がしやすく、デザインやカラーリングもクールだと思います。
歩きやすさは可もなく不可もなく、ロード用クリートはこんなものだと思います。
★耐久性
使用し始めたばかりなので不明ですが、カーボンの板ばねがどの程度の耐久性か心配です。説明書には「チタンばねよりも40数%耐久性が高い」と書いてありますがどうでしょうか。
★回転性能
当方サンデーレーサーですのでよくわかりませんが、変なゴリゴリ感やガタはありませんでした。
価格評価→★★★★★ (高すぎますが、今後他のペダルを模索する必要がないので納得の価格です)
評 価→★★★★★ (壊れるまで使い続けます)
<オプション>
年 式→2010
カタログ重量→260g