購入価格 ¥1500くらい
一時期結構ショップにあった万能潤滑剤。
先っぽに注射針のついたポリ製の容器に15mlほどの液体が入ってる。オイルそのものはとてもサラサラしていて、メーカー公称ではチェーンだと一滴たらせば良いとのこと。実際使っても浸透性(って言葉があるかどうかわからないけど)が高く、例えばフィニッシュラインのテフロン入りのスプレーの様に、脂質(の様なもの)がこびりついたりしない良さがある。ディグリーザでの落ちもいいし、雨のあとも油膜を保持する。回転もとても滑らかになる。ブレーキワイヤーの出入り口など抵抗になりそうな場所にちょっと注すなんて使い方も可能。シールも犯さないとのふれこみなので、樹脂を併用したピボット部などにも気軽に注油できるのが良い。
結構いいなあと思ってコールセンターに電話して「ハブに注してもいいですか」と聴いた事があった(注:10年前)。営業の方曰く「そういうところにこそ使って欲しいんですよ」とのご回答。さすがにXTRに注すのは怖いので練習用のLXに差したら回る回る超感動的。しかし1000kmほど走ってハブにガタを感じたので、球当りを調整するもガタがとれず、中を明けたらベアリングもワンも真っ赤っかになっていた。油分が保持できれば回転も持続するだけろうけど、ハブそのもののシールがアレなのでさすがにこれには無理があった模様。仕方ないのでシマノでシャフトとベアリングの球を買って、ハブに圧入されている方のワンには目をつぶってさらに4000〜5000km使った覚えがあります。
なんでこんなことを思い出したかというと、工具箱整理してたらまだ1/3くらい残ったボトルが出て来たからです。こうした小瓶入りのルブは各社だしてますが、やっぱ、注射針がついてることや、保ちはともかくとしてさららしてるので浸透性等とてもいいと思います。使い切ろうと思って、愛車の要所に差し、サドルバックに入れました。
※写真は検索でみつけたものですが、微妙に僕が使っているものとはパケが異なります。
価格評価→★★★★☆(まあこんなもん、そんなに減らないし、、、)
評 価→★★★★☆(ハブに差してはいけません)