購入価格 約¥1200
人間は怠惰な動物である
一度、便利な生活に慣れてしまうと、もう元に戻れない
たとえば、オレの生まれた当時は、まだ、風呂の外に釜が
あって、そこで薪や石炭をくべて、お湯を沸かしていた
(この頃じゃテレビの水戸黄門でしか見かけないがね)
それが、ガスになって便利だといっていたのも、今は昔
ボタンひとつで風呂が沸く時代になった
五右衛門風呂がなつかしいね~といいつつ、毎日、火をおこして
風呂を沸かそうなんて、誰も思わない
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ラチェットレンチは、そういったお便利グッツのひとつである
アーレンキーを使うときに、あるところまで回したら
一度抜いて、入れ直し、また先程の所まで回して
また抜いて、と行きつ戻りつという操作にになる。
ラチェットレンチを使うと、この『抜く』という操作が
いらなくなる。片方向の動きしかビットに伝えない
自転車のフリーと同じ働きをする歯車が仕込んであるゆえ
行きつ戻りつしていると、いつの間にか設定した方向に
ねじが回っていく
なんだよ!そんなこと?と言われるかもしれないが、
これで結構時間短縮になる。
たとえば、ボトルゲージを2つ取り替えるとして、
普通にやれば5分掛かるところ、これを使えば2分半で
出来るという感じである。
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自分は、TOPEAK ラチェット ロケットを買って、すっかり
その便利さに魅せられてしまった
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4497&forum=82あまりにも便利なために、本当は携帯ツールなのだが、
家で使う時間が非常に長くなってきた。
ウイッグルの商品開発担当者も、きっとそうだったに
違いない。それじゃということで、携帯ツールではなく
通常の工具として、TOPEAKのものより、安いものを
開発してきた
奥:TOPEAK ラチェット ロケット
中:LifeLine Ratchet Wrench Tool Set
前:PBのビット
Hex 2, 2.5, 3, 4, 5, 6, 8 Torx 25, 30, 40 PH2, SL5
これだけビットが入って、1300円弱というのはTOPEAKの
チェーンツール等を外した廉価版のさらに半額。
その代わり、大きく重い。マグネットを仕込んであって、
ビットがくっついてくれるのは便利なんだが、
ハンドルの自体の作りは今ひとつ。
ケースを小さくして、配送料金を下げようとしたんだと思う
値段からしてしょうがないかも知らん
ビットは詰め込んである感じだが、写真のように少し浮かせて
収納されていて、先端部分を下に押すと、末端が浮き上がって
取り出しやすい
製造は台湾製。ビットの精度は、TOPEAKと変わらん感じ。
ビットを差し替えて使うのも一考だが、最後のトルクが
掛かる部分のみ、いつものアーレンキーを使うことにしても
良いと思う。それだけでも便利!
日本のホームセンターにもこの手のものは置いてあるんだが、
自転車用ではないゆえ、ビットの種類が少なくて不便だし、
値段ももう少し高い。
配送料無料まであと一歩の時にお試しあれ!
まあ、プロは場所によっては電動工具も使うようだけど
我々はアマチュアだからそこまではね‥
価格評価→★★★★☆(衝動買いできる価格帯)
評 価→★★★★☆(便利です。精度が上がればもっとよいけど)