購入価格¥1500(アマゾン)
以前レビューを書いたSKS Air Champ Proの対抗商品
写真奥にSKSの製品も比較用に写して置いた。写真は
室内で広角レンズの端で撮っているので強調されているが
大きさは少し長い程度である
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2763&forum=92ルフトというメーカーは、台湾のメーカーでポンプ屋さんらしい
もう1つ、LF-0108という商品もアマゾンで扱いがあり、レビューを
書いておいた
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5936&forum=92&post_id=9929#forumpost9929後発商品だけあって、先発品のネガをことごとく潰してきている
1)CO2の入れ口が、SKSは米仏共用(パッキンを逆にして使用)だが、
こいつは、それぞれ専用の口ができている(上の写真参照)
色々なバイクで共用される方は、便利だろう
2)この手のものは、バルブに押し付けて固定するものが多いが、
本品はフロアポンプのようにレバーで締め付けるタイプであるので
より確実に固定できる。CO2の場合、スペアのボンベを使い切った
時点で終わりだから、失敗は許されないので、これは嬉しい改良点
である。(一番上の写真がレバーを立てた状態)
3)SKSはエアの注入をレバーでコントロールでき、さらにその他に
ガスの元栓のようなロックスイッチというものが付いている。
しかし、これはそれぞれ別々に動作するので、分かりにくい
本品は、CO2の注入レバーの動きをロックスイッチで固定すると
いうもので、単純でより分かりやすく出来ている
4)肝心のボンベが入ってなかった(泣)ということが無いように
ケースに「窓」が開けてあり、有無が確認できる。
(使用したボンベは捨てておかないと同じことだが‥)
5)値段がSKSの半値以下(3402円->1500円)
6)SKSと同じくボトルゲージに共付けできるアタッチメントが
付属するが、本体の色が黒に赤が少し入った感じなので、
フレームの色に合わせやすい方がオレンジ色のSKSより多いのでは?
ボンベは12g、16gどちらも使える。ねじ切りタイプでも大丈夫である
(手持ちのものと、受け入れ口の径を測ってみただけです。実際にいれてません)
付属のボンベ12gなのが残念だが、これは最初の練習用ということで
「うまい棒」でも入ってそうなペラペラのプラボトルに入っている
TNI CO2ボンベ 20本セットか、Air Champ Pro用の
5本セットで運用されることをお勧めする。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4211&forum=92以上が実際に使う前の感想。いい事づくめのようだが、
実際に付属の12gねじ無しのボンベでエアを入れてみると、
問題点も見えてきた
この製品は、 Air Champ Proと同じく、一度ボンベを取り出し、
逆さまにしてねじ式のフタを締めることで、内部の針がボンベの口に
穴をあけるのだが、SKSに比べてちょっと硬い。しかも、
派手にパンクした時のように、シューシューとエア漏れの音がする。
さっさとバルブに固定して、ちょうど目の前にあったクロスバイクの
700×32Cのタイヤにエアを入れてみると4bar入っていた。
付属の12gでも注意して走れば問題ないレベルだが、
6gなら6bar入るわけで、32Cだから16gなら少しエアが少し余るレベル。
メーカー公称の700c ->120psi(8.4bar)というのは23Cでの数値だろうから
さっと処理していけば、23Cでも8bar位まで入るのでは?
海外でのAir Champ Proの販売価格は2200円前後
だから、このあたりの精度は値段なりというべきか、
内部の機構がSKS並みならば、Air Champ Proを使う人が
いなくなるぐらいのインパクトはあるんだが‥
でも国内では価格が半値以下なので、大いにお勧めできます
価格評価→★★★★☆(付加価値から考えて安いほうだと思う)
評 価→★★★★☆(是非、ボンベと接する部分の機構を改善してほしい)
実測重量 90g(ボンベ含まず ボトルゲージアタッチメントを含めると100g)