購入価格: ¥1270 (税込)
標準価格: ¥1470 (税込)
『肉厚が薄すぎて剛性が低く、振動で握っているのが辛い』
GIANT SEEK R3のライザーバーをフラットバーに変更するために購入した。
当初、GIANTのFLAT HANDLE BATを予定していたが、入荷時期が不明のためこちらにした。
長さ580mm、クランプ径25.4mm、ベンド3度、重量180gのハンドルバーだ。
肉厚を極薄にすることで、他社のハンドルバーよりも軽量に仕上げている。
ハンドルの端に目盛りがついていて、好きな長さにカットすることができる。
私はパイプカッターで560mmにカットした。
このハンドルバーの使用感は最悪だった。
あまり整備されていないアスファルトを走行すると、ハンドルバーがしなって振動するのだ。
振動の大きさは手が弾き出されるのではないかと思うほどだ。
そのせいで操作性は非常に悪くなり、手は突き上げで痛くなってしまう。
同じ道でも、交換前のライザーバーの時はこうはならなかった。
ライザーバーはベントしている分、振動吸収性が高い。
最初はライズがないからかと思ったが、それ以前に肉厚が薄すぎて剛性がないことが原因だ。
その後、フラットハンドルバーをオーバーサイズで標準的な肉厚のものに変更したところ、
振動が非常に小さくなり、操作性、快適性は大幅に増した。
クランプ径が25.4mmのGIANT FLAT HANDLE BARは重量が248gだ。
メーカーも"しっかりした剛性感で汎用性が高い"と謳っている。
ハンドルは軽ければいいというわけではないようだ。
軽量化によって生じるデメリットは大きい。
振動吸収性、剛性、操作性が低ければ、ハンドルバーとしての価値はないのではないか。
フィジークのシートポスト、部分的に切削したり、肉厚を変えたりすることで軽量化を図っている。
デメリットを生じさせずに軽量化するのは、大変な手間と技術がいるのだと思う。
このハンドルバーにもメリットはある。低価格でカラーが豊富な点だ。
ネットでの商品のレビューやブログではここまで書かれていない。
おそらく購入直後に気持ちが舞い上がって書き込んだレビューなのだろう。
酷評になってしまったが、私の正直な感想である。
価格評価→★★☆☆☆ (失敗してもダメージが少ない分★を1個増やした)
評 価→★☆☆☆☆ (軽いだけ)
<オプション>
カタログ重量→180g