購入価格 約\370
上のレビューにある’Pencil-method’を試してみた。
丁度良い木の棒が見当たらなかったため、細めのマイナスドライバーを使用した。カーボンリムなので少し心配だが、よく考えたらタイヤを剥がすときにこれで抉り回したので気にしない事にした。
やってみた感じでは、やはりφ4mm程度が良さそうだ。今回はタイヤが緩めだったためφ5mm程度あっても良いかと思ったが、きついタイヤだと太すぎて厳しいだろう。作業自体は単純で、ドライバーを3~4cm前に動かしては剥離紙を引き抜く地道な作業。色々やってみたが、写真の方向(斜め前)に向かって引き抜かなければすぐに破れてしまう。
また、写真のように棒をリムと垂直に移動させなければ、タイヤのセンターが狂ってしまった。このテープはTTP-1のように感圧式ではないため、一度タイヤが引っ付くとなかなかセンター出しは厳しいものがある。できるだけ精度の良いタイヤを使用した方が作業がはかどるだろう。写真のタイヤはVeloflex Carbonだが、センター出しは不要(乗せただけでセンターが出る)だったため1本5分程度で貼り付けられた。
貼りたては若干リム-テープ間の接着が弱いように感じたが、一晩高圧のまま放置してみるとTTP-1と変わらない程度になっていた。本当はこんな事をしなくても、1度乗ってしまえば体重で十分貼り付くだろう。
耐久性や剥がしやすさは追ってレビューするつもりだが、タイヤから剥がしやすいというだけでも個人的にはTTP-1より上に感じる。
価格評価→★★★★★(頻繁に貼り替えても痛くない)
評 価→★★★★☆(剥離紙の脆さで-1)
重量は700cで1本分が13g、剥離紙が3gなので、実際に計上されるのは10g。TUFOよりは遥かに軽い。