購入価格 £321.70 Wiggle価格 ※現在は取り扱いを終了した模様。
ワイヤレス機能なしは£250前後だったと記憶してます。
CRCではSALE価格£252.17で購入可能ですが、在庫が本当にあるかは不明です。
Pro600とPro1200を売るためなのかディスコンとなってしまったバッテリーライトで、
私が購入したのはリモコン付きのTriNewt Wirelessです。
リリース当時は国内でも販売する予定でしたが、悪名高いPSE法のせいで
個人輸入しか出来なくなり、代理店のラインナップから消えてしまったという
曰く付きのライトです。
リモコン無しとの違いはバッテリーにリモコン受信部があるか無いかだけな為、
スレタイにWirelessは付けませんでした。
スペックはハイモードで486lumen(連続点灯時間3時間30分)
ローモードで299lumen(連続点灯時間7時間)
バッテリーとライト本体に残量計用のLEDが付いていて、点灯時と充電完了時は
青色に点灯し、ローバッテリー時と充電中は赤色に点灯する。
輝度はそれなりに高いし、見やすい所についているので意識しなくても
色の変化に気付くので、このライトが活躍するような場所では見落とす事はないでしょう。
バッテリーライトの場合、予備バッテリーの入手性が問われますがNight Riderの場合は
本家は海外発送不可なので、海外発送に対応した通販サイトを探さないといけません。
私の場合は、山に遊びに行った時に誤って湧水の中にバッテリーを水没させて
しまったのですが、運良く米国アマゾンでリモコン機能なしではありますが
購入する事が出来ましたが、ディスコンになっている現在は詐欺られるのを
覚悟でeBayに特攻する必要があります。
バッテリーの防水処理が甘いのが残念ですが、ライト本体の防水性は高くて
台風18号の暴風雨中使用しても壊れる事がなかったのは自転車通勤用としては
心強いと言えるし、ランタイムと出力のバランスも良いのでディスコンに
なったのは残念でなりません。
しかし、コストパフォーマンスではLIGHT&MOTIONの圧勝と言えるので
防水機能が必要ないのであれば選ぶ必要はないでしょう。
パッケージは写真のような紙箱で、中には紙箱と同じサイズのソフトケースが入っています。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/marucapa_1257100571000_img_807749_31892531_0.jpg)
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/marucapa_1257100586000_img_807749_31892531_1.jpg)
ソフトケースは補強も仕切りも無くただ詰め込んでいるだけなので、運が悪いと
傷だらけなんて事もあるかもしれません。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/marucapa_1257100608000_img_807749_31892531_2.jpg)
ライト本体はアルミ製で高輝度LEDが3つ搭載されています。
リフレクターの形状から三角形の照射パターンをイメージしましたが、
実際に点灯してみると見事な懐中電灯パターンで道路標識の反射材が反応するほど
上方向にも光が飛んでいるので、対向車(者)への目晦ましを気にする方は
庇を作るか頻繁に対向車(者)と出くわす様な所での使用は控える等の対策が必要です。
街灯等が沢山ある市街地等ではローモードでも迷惑極まりないので、
これ1つでどこでもOKというわけではありません。
ブラケットはラバーベルトをライト本体にあるツメに引っ掛けるタイプで
ライト本体後部にボルト止めされたローマウントタイプなので、フロントバックと
組み合わせる場合はバックに隠れてしまいますので工夫が必要です。
ラバーバンドは固いので、取り付け時は結構力が要ります。
9か月ほど通勤車に付けっ放しにしていますが、ひび割れや緩みなどは
認められないので耐候性はそこそこあると思います。
ブラケットのボルト止めされている部分はボールジョイントになっているので
ボルトを緩めた状態で取り付け角度の微調整が出来ますが、ハンドルなどに
取り付けた状態ではボルトが隠れてしまうので、使い勝手は微妙です。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/marucapa_1257100624000_img_807749_31892531_3.jpg)
バッテリー本体はベルクロで固定するタイプで、トップチューブやダウンチューブ等に
括りつけるようになっていますが、クロモリ等の細身のフレームには自作の
スペーサーが必要かもしれません。
バッテリー底部は滑り止めが付いていますが、水に濡れると滑るので
異径パイプに取り付ける場合はベルクロをかなりキツク締める必要が
あるのですが、ベルクロの起毛部分が短いので市販の接着タイプのベルクロで
補うか余分な部分を切り取らないと、トップチューブに固定した場合は
ペダリング時にベルクロがスレて非常に邪魔です。
ワイヤレスタイプはバッテリー側面にWIRELESSの文字が入り、電源ボタンの近くに
リモコン受信部がある以外はリモコン無しと全く同じです。
なので、WIRELESSのライト本体にリモコン無しのバッテリーを繋いでも問題なく動作します。
白っぽいボタンはモード変更も兼ねた電源スイッチで、充電完了時と点灯中は
青色に発光してバッテリー残量が15%以下になった時と充電中は赤色に発光します。
スイッチの動作は消灯時は1クリックで点灯、点灯時はハイ・ローの切り替え
スイッチ長押しで消灯となっています。
消灯状態でスイッチ長押しをするとフラッシャー動作をしますが、説明書には
その記述がないですしハイモードで光っているようなので、使い道はないと思います。
スイッチのすぐ近くにある小さな穴はリモコン受信部でリモコンからの電波を拾うと赤色に発光します。
写真では初期設定の為、カバーを外しています。
電源スイッチはパッキンも兼ねているのですが、取り付けテンションはそんなに
強くないので小雨程度ならいざ知らず、本降りの雨や雨台風の中使用する時は
ボタン部分が濡れないように自作のカバーを被せる必要があります。
私の場合は、雨台風の暴風雨で使用した時に少量の水が入り込んで青色LEDが死にました。
あと水没した場合ですが、山の湧水のような不純物がない水であれば完全乾燥
させれば点灯させる事は出来ますが、充電できないのであきらめましょう。
これについては実際に経験したので間違いありません!(マテw
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/marucapa_1257100642000_img_807749_31892531_5.jpg)
充電用ACアダプターはUK向けの為BFプラグになっていますが100V~240V対応の
ユニバーサルタイプなのでトランスは不要でプラグを日本国内で使用されている
Aタイプに変換するアダプターを用意すればOKです。
(米国仕様の場合はプラグ形状がAタイプなのでアダプターは不要だと思います。)
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/marucapa_1257100659000_img_807749_31892531_6.jpg)
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/marucapa_1257100675000_img_807749_31892531_7.jpg)
価格評価→★★☆☆☆(LIGHT&MOTIONと比べると割高に思える。)
評 価→★☆☆☆☆(バッテリーの防水処理が甘い点で★-2。流通在庫のみの点で★-2)