購入価格 ¥ボランティア
やってる人たちの善意に水を差したくないけど、
大いに勘違いがあるボランティア。
子どもを対象にした犯罪は、ここ30年で大いに減ってる。
増えたのは報道件数。テレビの見過ぎ。
ここ10年の警察庁統計では、
微増・微減。
「激増している」と読むには、時空をかなりゆがめる必要がある。
ほとんどが虐待と自転車盗。
未就学児は主に虐待だから、4割の被害場所が「家庭内」。
小中学生は9割が自転車盗だから、被害場所も駐輪場・道路上が半数以上。
親御さん方が心配されているのは、お子さんの身体の安全のはず。
街頭で身体の安全を脅かすのは、14倍以上の危険性で交通犯罪。
極端に大きいグラフは高齢者。次が子ども。
一般刑法犯の被害に子どもが遭うことは極めて少ない。
犯罪の目的は主にお金だから。(全体の9割が金銭目的)
子どもを襲ってもお金にならない。超ハイリスクな誘拐をやらない限り。
交通犯罪はターゲットを選ばない。
子どもは経験が乏しく、不注意も多い。
身体の小ささを考えれば、14倍どころのリスクじゃない。
「こども安全ナントカ」腕章を付ける人がは交差点に多い。
交通事故の7割も、交差点で起こる。
腕章の人は、なぜか横断中の子どもに「声かけ」をする。
子どもの注意をクルマからわざわざそらす。
その「声かけ」が危険を増やしていることに気づいて欲しい。
横断中の子どもをジャマすることを、今すぐ止めよう。
真のリスクは変質者じゃない。クルマなんだ。
我々のようなスポーツサイクルも速度があってリスク要因だ。
注意の方向をクルマに向けるだけで、棒立ちが生きたパトロールに変わる。
ヒトも装備もそのままで。
一部の小学校では、もうやっている。
価格評価→★★★☆☆(善意のボランティア。)
評 価→☆☆☆☆☆(むしろ危険にさらしている)
【警察白書】
http://www.npa.go.jp/hakusyo/index.htm【平成20年の犯罪情勢(警察庁)】(PDF)
http://www.npa.go.jp/toukei/seianki7/h20hanzaizyousei.pdf