キネシオテーピング
購入価格 ¥400~
通常のテーピングは伸縮性の低い素材が使われていて、捻挫等の部位の固定をするために張っていきます。 それなりの固定力を得るためにはバーテープを巻くように、少しずつずらしながら、 縦横のバランスを取って固定していく必要があります。 もちろん、効果的に貼るためにはそれなりに技術が要ります。
キネシオテーピング法とは、1980年に日本で開発された治療方法で、 基本的に1本の伸縮性テープを筋肉に沿って貼っていくだけ、という簡便な方法で、 各種スポーツ障害の治療、予防ができるのが特徴です。
キネシオテーピング協会によると、以下の症状に効き目があるようです。 ・ 痛み・凝り・内出血の改善 ・ 腫れや内出血の軽減 ・ 痛みの緩和 ・ リハビリ / 機能回復効果
実際、陸上競技(短距離)をやっていた自分の経験では、ふくらはぎの攣りの予防、ハムストリングの肉離れの保護、 腰痛の軽減には明らかに効果がありました。
複数メーカーから似たような仕様が出ていますが、個人的には 薄さと貼りやすさのバランスが取れた「ニトリート」製のものがおすすめです。
テープは薄手で、よく伸びます。別名「人工筋肉テープ」といって、皮膚や筋肉の伸縮率と同じだそうです。 汗で蒸れることもほとんどなく、2~3日貼ったまま風呂に入っても平気です。 糊の固定力はほどほどで、再利用はしづらいです。ただ、このおかげで脛毛が生えたまま貼っても、 ガムテープ剥がしの罰ゲーム状態にはなりません。
このテープを「伸ばさずに」、筋肉に沿って貼ることが肝心です。 ふくらはぎや太ももなどの幅の広い筋肉には、中央にスリットを入れて貼ると、うまい具合にサポートしてくれます。
応用範囲が広い分、各種書籍が出ているので詳しい貼り方はそちらを参照してください。 また、スポーツ選手向けの鍼灸院や接骨院では確実に扱っているので、一度使い方を聞いてみるのもいいと思います。
足がつりやすい人、腰痛に悩まされている人は、まずこれを試してみてほしいです。 万が一貼り方に失敗しても、肉体的にも金銭的ダメージは少ないですし。
価格評価→★★★☆☆ まとめ買いすれば安いです 評 価→★★★★★ 素人が貼っても結構効きます
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