吉田戦車著 吉田自転車 講談社文庫
購入価格 ¥341
多摩川サイクリングロードや都内を中心にまったりとMTBで走り回ってる筆者。文章もギャグ漫画家だけあってゆるい感じで読みやすい。
自転車そのものよりも自転車で行ったところにフォーカスがあたっている。蕎麦屋、ジブリ美術館、友人宅などなどポタリングエッセイ集である。
中華鍋を愛用していたり、愛車にナイスバイク号と名づけているところなど共感が持てる(自分もセバスチャンと名づけている)。
「自転車だから目立つ色だ。だからダイダイだ。」とカバンを薦めてくるオヤジの話と、タイヤを肩にかけて立ち食い蕎麦屋に入った話はなぜかツボった。
価格評価→★★★★☆(古本で買うなら。定価では買う気になれない) 評 価→★★★★☆(つい、にやにやする)
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