購入価格 ¥3,204
後輪に2箇所マグネットを装着し、電磁誘導で発電/点滅するリア用フラッシングライト。
つまり電池不要で永遠に使えると言う事(理論的には)。
但し、スイッチは無く、モードも点滅だけなので、使用する場合は常時点滅ライトとなる。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
まず感心したのがこのパッケージ。
パーツ毎に気室にパックされた袋(右側)が、左の袋に入れられているパッキング。
大きなパーツはともかく、ネジ等を無くさない工夫で、賢いと思った。
(プラモのパーツがランナーに付いているようなもんだ)
パーツを取り出してみる。
上2つがホイールに装着するマグネット。
下左パーツはハブ軸にマウントするアーム。
これにネジを使って下右のライトをマウントする。
ホイールにマグネットをマウント、と言う事でちょっと気になるかもしれない重量。
ホイール重量を増やすマグネットは60g、車体重量を増やすライトは、アーム+ライトで91gだった(何れも実測)。
アナタの大事なCalfee Dragonfly+Lightweight ObemayerIIIに使うのは流石にお勧めしない。
(そんなヤツはおらんw)
一通りセットアップするとこうなる。
ディレイラーの陰にもう一つのマグネットが隠れている。
アームはご覧の通りハブ軸にマウントすることになる。
点滅写真は撮ってないが、結構明るい。
猫目LD-1100と比べるわけにはいかないが、一般的には十分に明るい。
夜に、スタンドに載せて、ペダルを回して点滅させた上で、離れて見てみたが、
100m離れてもちゃんと視認できる。
尾灯として十分な性能を持っている。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
利点は、言うまでも無く、電池不要でいつまでも点滅すること。
電池を気にすることなく、また常点滅故、突然のトンネルを気にすることも無い。
当然、真昼間であろうとも点滅し続けるわけだが、まぁ、それはご愛嬌。
点滅しても悪いことは無いのだし。
欠点は、装着のし辛さ。
ライト+アームをマウントして、その位置に合わせてマグネットをホイールに装着していくわけだが、
マグネットがスポークを挟む方式になる為、スポークのクロス具合によっては極めて挟みづらく、位置決めもし辛い。
その後、マグネットとライトの間隔を調整しなくてはならない為、もう一度ライト+アームを外し、
ネジを緩めてライト位置を調整する、と言った作業が必要。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
写真では1号車すなわちロードレーサーに装着しているが、現在はウチのファミリーカー(ルイガノ)に装着されている。
ルイガノは保育園のお迎えなどで夜走ることも結構あるからだ。
クイックレバー・ナットいずれでも装着できることもあり、ママチャリへの装着も可能な筈。
(エンド形状にもよるし、内装変速ハブは不可だそうだが)
ママチャリにこそこのようなライトがあった方が良かろうと思うが、ママチャリの場合は、
もっと簡易的で自動点灯する、ブリヂストンのソーラーテールランプみたいな方が良いか?
ソーラーテールランプは暗いと言う事なので、明るさを重視するならこちらの方が良かろうとは思うが。
ちなみに、信号待ち等の停車時には、約2分間ほど点滅し続ける。
コンデンサが内蔵されており、蓄電するそうな。
ただ、初期のうちはまだ蓄電されてないので、しばらく走る必要がある。
どのくらいかは分からんなぁ。何故なら自分のがまだ蓄電されていないからだw
せいぜい一週間に一回程度、40kmくらいしか走らないファミリーカーである。
しかものんびりと10kmくらい走っては停まり、程度での走りでは蓄電されない模様で。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
電池が永久に不要故、些か値段が高いことは、ある程度は不問にしても良いと思う。
Owleyeのソーラー充電テールライトと言い、この製品と言い、常用尾灯として、
良好な製品が出てきた印象だ。
価格評価→★★★★☆ 電池が永久に不要なので結局安い。一時のサイフダメージwを考えて1つ減。
評 価→★★★★☆ 考え方が良い。5つあげたいのだが、セッティングが面倒なので1つ減。